新型プラグインハイブリッド車(PHEV)「プリウスPHV」の、日本での発売が発表されました。
ガソリンを使わない状態で、モーターだけで最長68.2km走れる、というのがウリのようです。
つまり私のように、日頃は職場かハンズマンに行くときにしか車を使わない人間は、ほぼガソリン不要です。
自宅で毎晩充電しておけば、ガソリンスタンドに行くことはほとんどなくなるわけです。
「ガソリンを使うのは、充電を忘れたときか特別に長距離移動が必要となったときに限られる」
トヨタの内山田会長はこう言ってますが、ならば私は尋ねたい。
そのような限定的な使用だけのために、モーター+ガソリンエンジンという、複雑な構造が必要なのですか。
単純に、モーターだけで良くないですか。空いたスペースに、バッテリーを積みましょうよ。
EVではなくPHEVを推奨するメーカーは、ガソリンエンジンを捨てきれないだけのように思えてなりません。
10年後や20年後とは言いませんが、50年先を見据えたら、EVの開発に全力投球すべきじゃないですか。
私はもちろん、ガソリンエンジン車が好きです。
いまの車の直6(直列6気筒)エンジンは、とても感触が良いし、その前の車の直5も良いエンジンでした。
EVとの違いは、音と振動です。音は多分に色づけされていますが、振動にはエンジンの個性が感じられます。
おそらく、CDとレコードの違いのようなものでしょう。ということは、やがてすべてEVになるのでしょうか。
音と振動を電気的にチューニングした「エンジンモード」のあるEVができたら、私はそれでもいいです。