日頃から、様々なアンケート調査の郵便物やFAXやメールが届きます。
アンケートなので回答する義務はありませんが、その調査の趣旨に賛同できれば、多少面倒でも協力します。
しかし、業者にとっては有益でも、私には何のメリットもない作業には、時間を費やしたくはありません。
そこは考えたもので、医療・製薬系業者の場合には、アンケートに答えると図書券を送り返してきたりします。
もちろん、郵便物なら返信用封筒も入っています。
結局は、コスパですね。時間と労力が報われると思えば、アンケートに答えることになります。
さて先日は、九州厚生局熊本事務所から、「アンケート」と称する郵便物が届きました。
「平成28年熊本地震に伴う診療報酬等の特例措置による対応状況について」というのが、調査内容です。
まったく簡単なアンケートでした。当院の場合、「質問1」で「イ」を選んだら、それで終了です。
ところが、返信用封筒が入っていません。「提出先」として、厚生局の事務所の所在地が書いてあるだけです。
つまり、回答者が自腹でその宛先まで返送するように、という意思表示です。アンケートなのに。
回答用紙には、医療機関名などを記入しなければならないというところが、ミソです。
アンケートとは名ばかりで、記名式の調査書類なわけですが、なにしろ厚生局なので、従うほかありません。
でも、回答内容があまりに簡単なので、電話で済ませられるかも、と期待して、厚生局に電話してみました。
私「当院の場合、質問1でアンケートは終了なのですが、用紙を返送する必要がありますか」
厚「返送してください」
私「はい」
というわけで、いま郵送作業を進めている私です。郵送料に加えて、電話代まで使ってしまいました。