誰の発想でしょうか、スケートリンクに、死んだ魚5千匹を氷漬けにするなんて。
北九州市の「スペースワールド」が、やらかしましたね。
「海の上を滑る感覚を味わってもらいたい」と考えたといいますが、趣味が悪いし、気味も悪い。
模型や絵や写真でも、ほとんど同様の効果があったのに、なぜ本物を使ったのかと言えば、話題性でしょうね。
本物だからこそ生々しい、それを期待していたのでしょうが、グロテスクで逆効果でした。
ほ乳類ならともかく、魚なのに「残酷だ」という批判が集中したのは、Facebookの投稿が原因のようです。
スペースワールドがFacebookで、魚が氷漬けにされていく様子を、逐一投稿していたのです。
この投稿はすでに削除されていますが、大丈夫。「魚拓」があります、魚の話題だけに。
ネット上の投稿というのは、どこかの誰かが、保存しているものなのです。検索すれば、すぐ見つかります。
魚が徐々に口の部分まで氷に浸かっていく写真には、「くっ、苦しい」と、魚の叫び声まで記載しています。
この部分が一番、批判されているようです。スペースワールドの方、悪ノリしすぎましたね。
リンクは解凍し、魚をすべて取り出して「供養」するそうですが、それはそれで少々過剰な反応にも思えます。
Facebookの投稿がふざけていたので、反省しているのでしょうが、供養もまた、悪ノリに思えてしまいます。