“Beaujolais nouveau” は、今日、11月第3木曜日が解禁日です。私もちょうど今、飲んでいるところ。
最初にはっきりさせときたいのは、“Beaujolais” の発音(とその表記)です。
メディアやネットでは、「ボジョレー」だったり「ボージョレ」だったり「ボージョレー」だったりします。
“nouveau”の方は、「ヌーボー」か「ヌーヴォー」ですが、これは、後者で考えていきます。
問題は、ボ(A)ジョレ(B)、のAとBのどちらに(または両方に)、長音「ー」が入るのか、ということ。
確かめようにも、あいにくフランス人の知り合いと連絡が取れません。フランス人に知り合いがいないので。
こういう時は、ネットです。Google翻訳や、フランス人のサイトを見て回りました。
で、“Beaujolais nouveau” の発音を聞いてみたら、「ボジョレ・ヌーヴォー」と私には聞こえたわけです。
「ボ」も「レ」も伸ばさない、「ボジョレ」が正解でした。
そのボジョレ・ヌーヴォー。好きとか嫌いとかではなく、縁起物なので、今日は1本飲みました。
良く言えば「果実のような香りのワイン」ですが、あっさりしすぎてコクがない、とても軽いワインですね。
本来、ボジョレ地方の天候で決まる、このワインの出来ですが、日本での消費は景気に左右されました。
私の学生時代から研修医の頃(80年代半ばから後半)はちょうどバブル時代。ボジョレ人気は絶頂期でした。
なにしろ当時、5,000円ぐらいのワインなら、安い、お手頃、と感じた時代です。
今は、700〜900円ぐらいのワインを常飲しています。しかも2日で1本です。ウンチクなど知りません。
出遅れると、ワイン道にはなかなか入りづらいのです。