博多駅前の、巨大な道路陥没現場が、わずか1週間で復旧しました。凄いです。海外メディアも驚いています。
あまりにすばやく復旧したので、陥没事故の映像自体がCGではないのか、と疑う声もあるとかないとか。
事故当日は休診日だったので、私はずっとテレビにかじりついて、その報道(および解説)を見ていました。
いきなり陥没して、巻き込まれた歩行者や自動車はいなかったのか。その点がしばらく報じられませんでした。
後に、地下鉄工事現場の人たちが危険を察知して、地上の交通規制を要請していたと判明。それはよかった。
しばらく中継を見てたら、福島原発事故の時に見たような、キリンのように首の長い重機が2台現れました。
コンクリートポンプ車ですね。映画『シン・ゴジラ』でも活躍しました。
「水を抜くようですね」などとテレビの出演者はコメントしていましたが、残念。後に誤りと判明しました。
このような場合、決して水を抜いてはならないそうですね。コメンテーターなど、いい加減なものです。
コンクリートポンプ車は、「流動化処理土」という、水中でもいい感じに固まる土を注入していたのでした。
基礎がむき出しになったセブンイレブンの下にも、流動化処理土は流し込まれたそうです。それはよかった。
今回の事故は、都市の地下の脆弱性を浮き彫りにしたと同時に、ライフラインのあり方を問うものでした。
電気、ガス、上下水道に影響が出ました。周囲のビルが停電し、辺りにガスが漏れました。
私も利用している福岡銀行と熊本銀行で、一時窓口業務ができなくなり、ATMシステムがダウンしました。
ということは、ふくおかフィナンシャルグループの重要通信回線が、あの現場を通っていたというわけです。
福岡銀行本店からずいぶん離れたあの地区のどこかに、極秘のデータセンターがあるということですよね。
破断した通信ケーブルに、テロリストが工作したりしなかったのでしょうか。