地震と割れ物

地震の爪痕は残っていますが、熊本は着実に復旧・復興しつつあります。

当院の隣のサンピアンも一昨日から、2階部分の営業が再開されました。衣類や日用品の売場です。

こういった店舗では、建物の損壊による営業中断もさることながら、商品の被害も甚大だったことでしょう。

それらの補償は、どうなっているのか。それぞれ個別の問題もあるでしょうが、経営には大打撃です。

近所の日本料理店では、食器がほとんど割れたそうです。凝った陶器も多く、大損害だったとのこと。

地震後に営業を再開した、ある食器専門店に行ってみたら、棚の前面には落下防止の糸が張られていました。

割れ物を扱う商店は、ほんとに大変な被害だったことでしょう。

わが家でも、食器が割れたり、スコッチの瓶が棚から落ちて割れて、異様な臭気が家中に立ちこめました。

某デパート1階の化粧品売場では、香水類がみな落下して、瓶が割れて大変だったと聞きました。

そうでなくても、デパートの化粧品売場というのは、私が息を止めて通り抜ける場所です。

その売場の香水やら何やらが何百本も、床に落ちて割れ、片付ける従業員は鼻が曲がりそうだったとか。

当院に全部で10台ある<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1662.html" target="_blank" title="パソコン">パソコン</a>は、前震では3台が床に落ち、翌日元に戻したら、本震で9台が落下しました。

落下防止の備えが必要と思い、本震後にはしばらく、すべてのパソコンをヒモで固定していました。

が、それも、見栄えが悪いのでやがて撤去し、いまはまったく、油断した状態です。