外山滋比古

外山滋比古氏の近著『知的生活習慣』を昨日読みましたが、91歳(執筆時)とは思えない、新鮮な内容でした。

何歳になっても、こういうフレキシブルでユニークな思考ができる人って、いいですね。

そういえば高校時代に、「富山」ではなく「外山」と書いて「とやま」と読むことを知り、驚きました。

どれほど珍しい名字なのか、今はそんなことを調べるサイトがあるので、信頼性はともかく、調べてみました。

すると驚いたことに、「外山」という名字の全国順位(?)639位に対して、「富山」は874位。

ありゃ、外山の方がメジャーじゃないですか。

「外山」の語源は「戸山」と同義で、「戸」=入り口、から、奥山の対義語で人里に近い山のことだとか。

近頃クマやサルが出没するのも、外山ということでしょうか。

「計山」と書いて「とやま」と読む名字の方に、最近出会いました。

「時計」の「と」だな、と最初は思ったのですが、よく考えたら「時計」の「と」は「時」の方。

「計」を「と」と読むとは、いったいどういう理屈なのでしょう。手持ちのどの<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1422.html" target="_blank" title="漢和辞典">漢和辞典</a>にも出ていません。

「とやま」の読みで思いついた名字を調べてみると、その順位と全国人数(概算値)は、

外山 639位(31,000人)

富山 874位(21,400人)

戸山 6608位(1,400人)

登山 8100位(1,000人)

砥山 33553位(90人)

渡山 34937位(80人)

計山 79091位(10人)!

いやはや、計山さんって、2,3世帯しかいないじゃないですか。

ちなみに、自分ではとても珍しいと思っている「鶴原」は、5002位、2,100人。そこそこ居ますな。