Amazonでソフト購入

Amazonでソフトウェアをダウンロード購入して、「落とし穴」と「抜け穴」を経験したので、その話です。

買ったのは「Microsoft Office 365 Solo(1年版)オンラインコード版」というソフト。

ダウンロード版のOffice、1年限定版です。WindowsにもMacにも対応。2台のPCにインストールできます。

Macにだって、純正ワープロや表計算やプレゼンのソフトはあるのですが、どうしてもOfficeが必要です。

なぜなら、官公庁がしばしば、申請書や提出用文書にMicrosoft Excelのファイルを<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1114.html" target="_blank" title="指定してくる">指定してくる</a>からです。

世の中でいくらApple製品が脚光を浴びても、お役人が使うPCはWindows。Macのことは考慮しないのです。

しょうがないので、Windows版Officeと互換性のある、Mac版Officeを購入することにしたわけです。

Amazonで、前述のソフトの購入ボタン「ダウンロード版を購入」をクリックしました。

すると「サインイン」を経て、クレジットカード番号の再入力を求められました。このあたりは厳格です。

それを入力すると次の画面では、購入金額の全額が、Amazonギフト券での購入となっていました。

私は今回、手持ちのギフト券を使いたくなかったのに、購入方法はギフト券オンリーなのです。

納得がいかないので、Amazonのカスタマーサービスに電話してみました。

この手の電話は、通じるまで20分ほど待たされるのは覚悟の上でしたが、なんと、2秒で担当者が出ました。

彼によると、「ソフトウェアなどの購入の場合には、ギフト券を優先して使う仕組みです」とのこと。

これは落とし穴ですね。つまり、ギフト券があれば、絶対にそれを使わなければならないというわけです。

それは困ると食い下がったら、担当者が「裏技があります」と、抜け穴を教えてくれました。

「まず、ギフト券の残高以上の通常の商品をいったん購入して、ギフト券を使い切ってください」

「それからソフトを購入してください。その前に購入した商品は、あとで当方でキャンセルしておきます」と。

彼を信じて、たまたま目に付いた11万円の腕時計を購入。それからOfficeを購入。

あとでアカウント情報を見てみると、購入履歴には、腕時計購入の痕跡すら残っていませんでした。

Amazonは、とても親切な対応をしてくれましたが、商品購入情報を管理されている怖ろしさも感じました。