スタバではグランデか

私は猫舌ですが、熱い飲食物が嫌いというわけではありません。

熱ければ、気をつけてフーフーするか、少し冷めるまで待てば良いわけですから。

とくに熱いうちが美味しい食べ物は、熱いうちに無理して食べます。猫舌の苦難よりも、美味しさ優先です。

熱い飲み物をおそるおそる飲む場合、最初にそれが触れるのが口唇です。いきなり舌ではなめませんよね。

口唇の方が、舌よりはまだ、熱さに強い、おそらく鈍感なんでしょうね。

だから間違っても、熱い飲み物をいきなりストローで飲むようなことはできません。大変な目に遭いそうです。

そのような私なので、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1075.html" target="_blank" title="スタバ">スタバ</a>とかのコーヒーの、小さな飲み口の付いたフタの容器はどうしても苦手です。

ひどく熱い液体が、直接口腔内に飛び込んで来そうで、怖いのです。

必ずフタを外し、液面の高さを確認して容器を傾け、少しずつすするように、温度を確認しながら飲みます。

熊本は、38度という異常な暑さでした。久しぶりに入ったスタバで、今日はアイスコーヒーを飲みました。

注文するときにコーヒーのサイズを尋ねられて、ふとある呪文を思い出しました。

『スタバではグランデを買え!』

数年前に話題になった本(吉本佳生著)のタイトルです。「グランデ」サイズが、2つの意味で得だという話。

つまり、内容量当たりの価格が安いという客の得と、取引コストがほぼ同じなのに高い値で売れる店の得。

「グランデ」の売買は、客にも店にも得になる、いわゆる「Win-Win」だというわけです。

ちなみにグランデは少し量が多すぎて、私は半分ほど残してしまいました。結局、得したのは店だけです。