花の豚尾

今日は立秋。ということは、土用は昨日まで。ついにこの夏は、土用のうなぎを食べずじまいでした。

ニホンウナギは絶滅危惧種です。たまにはうなぎを食べない夏があっても、まあいいでしょう。

そういえば去年は、「丑の日」の3日前に食べたので「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1389.html" target="_blank" title="土用の戌の日">土用の戌の日</a>」だ、と書きました。

そこで、わが家の愛犬、フレンチブルドッグの「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1709.html" target="_blank" title="花">花</a>」の話につなげますが、よろしいでしょうか。

さくらももこの漫画『それていくかいわ』のように、話がどんどんそれていく展開が、私は好きなのです。

あるいは、大げさに振り上げた手で背中を掻くような、カクっと力が抜けるパターンも、良いですね。

「竜頭蛇尾」ならまだ良い方で、私の場合しばしば「竜頭豚尾」みたいなことになります。

「豚尾」と書いて「とんび」です。じつは、花のシッポは豚尾なのです。

散歩のときに他の犬のシッポを見ると、立っているか垂れているかの違いはありますが、わりとまっすぐです。

ところが花のシッポは、くるんっとよじれて臀部に張り付いています。これじゃあ振ることができません。

飼い始めてから、この犬、何か違和感があると思っていましたが、最近になって気付きました。

シッポを振るという、飼い犬においては最も基本的な振るまいが、わが家の花にはできないのです。

だから喜びは、ジャンプで表現します。ひたすら跳ぶので、後脚はかなり鍛えられているはずです。

その後脚を、まっすぐ伸ばして寝るので、寝相が人間っぽいのが面白いところ。イビキもうるさい。