強制アップデート問題

Windows 10への「強制アップデート」問題。外野(Macユーザー)から見ても、変なことになってますね。

とくに問題なのが、アップデート画面を「xボタン」で閉じても、アップデートされてしまうという点です。

Microsoftは、ようやくこの点を改善して、xボタンでキャンセルができるようにするみたいですね。

そりゃそうでしょう。xボタンはもともと、そのソフトを終了するときに使うんでしょ?

そのWindowsのウインドウ右上の赤い「×ボタン」に相当するのが、Macでは左上の赤い「丸ボタン」です。

Windowsでは事実上の終了ボタンですが、Macでは、ソフトは終了せずに作業中のファイルだけが閉じます。

その点に、WindowsとMacの設計思想の違いを感じます。Macでは、作業ファイルの独立性が高いのです。

などと言ってる私も、ときどきWindowsを使うので、つい先日、強制アップデート画面に見舞われました。

キャンセルしようとして、あちこちクリックしているうちに、ついにアップデートが始まってしまいました。

諦めて眺めていると、しばらくして、「このPCではWindows 10を実行できません」との警告画面が出現。

私の場合、Mac上で起動しているWindowsなので、きっと何か不都合が起きたのでしょう。

勝手にアップデートを始めて脅かしておきながら、実行できませんと文句を付けてくるとは、ふざけた話です。