才子策に溺れる

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1701.html" target="_blank" title="舛添都知事">舛添都知事</a>を追究する、しかしそれほど期待はできない、東京都議会の集中審議が行われました。

集中砲火を浴びた舛添知事ですが、なんとか踏みとどまって、すぐに辞職するとは言いませんでした。

気力が残っているというよりも、未練がましい。最後には、自分の「延命」を申し出ました。惨めです。

舛添「私は知事の職に連綿としてしがみつくつもりはございませんが、どうか少しの猶予をいただきたい」

まさにその言葉は、しがみついている人間の常套句じゃないですか。

舛添「全ての給料をご辞退申し上げて、全身全霊、都民のため、都政のために働きたいと思っております」

なるほど一見、思い切った発言に聞こえますが、リオ五輪が終了までの期限付きだとか。なんだ、小っちゃい。

では、舛添氏にお尋ねしたい。

今後、全身全霊、都民・都政のために働くのに、無給で良いのなら、過去の給与はどうするおつもりですか。

どちらかと言えば、過去の給与の方こそ、全額返金していただきたい。あ、いや、私は都民じゃないですけど。

今夜の報道ステーションで<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1217.html" target="_blank" title="後藤謙次氏">後藤謙次氏</a>が、舛添氏の一連の言動を、「才子才に倒れる」と表現しました。

「才子策に溺れる」とも言いますが、まさにその通りです。今となっては、取り繕う姿がみっともない。

やはり何事でも、謝るときは先手必勝ですね。