「怪しいメールが来た」まず何をすべきか
という件名のメールが来ましたが、まず何をすべきでしょうかね。
差出人が日経の関連サイト(のよう)だったので、安心(あるいは油断)してメールを開きました。
多分、大丈夫(のよう)でしたが、これでウイルスに感染したら、いったい私は何を信じればいいのやら。
先日、それこそ怪しげなメールが、3通まとめて送られてきました。
差出人はすべて「厚労省」。件名はいずれも「特定接種(医療分野)の登録等について」となっています。
「新型インフルエンザ等対策」に関連したメールのようです。しかし、なぜ3通。それらの概略はこうです。
1通目:「本メール送信後に、2通(1. 通知本文、2. パスワード)お送りします」
2通目:「申請のありました(略)について、登録した旨を通知する」
3通目:「管理システム用パスワードは、以下の通りとなります」
ちょうど、FAXのノリですね。まず「表紙」、続いて「本文」、最後に「資料」を送ってきたわけです。
しかし、「パスワードを送ります」と言って、そのパスワードを平文で送ってくるとは、いかがなものか。
パスワードを別送したのは、セキュリティー対策のつもりなのでしょうか。まったく無意味な上に不用心。
いつぞやの、年金情報流出問題後も、厚労省のセキュリティ対策はあまり改善していないようです。