アマリリス

地震の少し後、わが家には新しい家族、フレンチブルドッグの「花」ちゃんがやって来ました。

子犬なので、やたらとはしゃぎ回ります。ジャンプしまくりです。ときどき二足歩行します。何でも噛みます。

噛ませるために与えたオモチャ以外のものを、おもに噛みたがります。カーテンとか飼い主の手などです。

最近は、やっと芽を出したばかりのアマリリスの、その芽を噛んだので、アマリリスは疎開させました。

「花」の話は後日書くとして、今日はアマリリスです。しかも歌の方。あの、ルイ13世が作曲したってやつ。

子どもの頃に習ったアマリリスの歌は、あまりにも単純すぎて、忘れようもありませんね。

フランス国王・ルイ13世って、調べてみたら、17世紀のヨーロッパに「かつら」を広めた人物らしいですね。

一説には、心痛のため脱毛症になってしまったのを隠すため、かつらをかぶったとか。

その国王の心情を察して、家臣たちもみなかつらをかぶり、次のルイ14世がさらに広めていったとのこと。

18世紀にはヨーロッパ中の貴族たちが使うようになったものの、フランス革命後は、廃れていったそうです。

音楽室の肖像画を思い出すと、バッハやヘンデルはロン毛のかつら、モーツアルトは短いかつらでした。

モーツアルトの頃が、ちょうどかつらの衰退期だったのでしょうか。作曲家の髪型も、時代を反映しています。

そのヘンデル級のロン毛かつらを、英国の裁判官たちがいまだに使い続けていることには、まったく驚きます。

さすがに2008年から、かつら着用は縮小されたとか。理由は「時代遅れ」。ウケる。

ただし刑事法廷では、いまだにかつら着用中。被告が裁判官の人物特定をできなくするためだと。なるほど。

(註記)今日も話題がずれましたが、これが私のスタイルなので、ご容赦願います。