舛添問題

パナマ文書に比べたら、舛添問題など屁みたいな話ですが、それなのに毎日のように報じられています。

なんか、どうでも良くなってきましたよ。もっと大事な問題が、ほかにあるんじゃないの?

以前は悪徳政治家を批判していた舛添氏なので、その豹変ぶりは、たしかに問題にされてもしょうがない。

庶民感情からすれば許せない面もあります。しかし悪質度の低いセコい「悪事」ですよ、実際のところは。

舛添氏は頭脳明晰だと、かつて言われていましたが、それは間違いだったようですね。

本当に頭がよければ、たとえ合法的でも、あとで叩かれるかもしれないようなことは、最初からやらないはず。

疑われそうなことは、やるべきではないのです。昔から言うでしょう、「李下に冠を正さず」と。

何よりも、問題発覚後の舛添氏の対応がいけません。記者会見等における言動が、まったくダメ。

法律違反はしていないという自信があるものだから、謝る必要性を感じていないのでしょうが、それが間違い。

そんなことしてたら、マスコミはいくらでも、プライベートでも何でも、重箱の隅までほじくってきますよ。

庶民が求めているのは、真相究明よりも先に、舛添氏の真摯な態度です。まずは、反省と謝罪が欲しいのです。

「すみません、私が間違っていました。もう二度とこのようなことはいたしません」と、最初から謝れば、

「まあまあ、お手をお上げください。今後はしっかり頼みますよ」と、なるでしょう(ならないか?)。

これを機に、正しく豹変してほしいものです。