制服と勤務状況

熊本地域医療センターのナースの制服が2種類あることを、最近になって知りました。2年前からだそうです。

看護師長とそれ以外、じゃなくて、ある年齢よりも上か下か、という失礼な区分でもありません。

勤務時間帯によって、色を変えるそうです。「日勤は赤、夜勤は緑を基調とし、勤務者が一目瞭然」だとか。

残業者を分かり易くして、超過勤務をなるべく減らそうという工夫なのでしょう。

これを、医者でやったら面白い。地域医療センターにも、そう思った医者がいたはずです。

昨日、長崎の市民病院の医師の、過労死に対する提訴が報じられましたが、これは氷山の一角。

どこの病院でも勤務医は過労気味です。そして病院経営者は、見て見ぬ振りをしています。

それが見ぬ振りできぬよう、医師の白衣の色で残業がわかるようにするのは、有効かもしれません。

たとえば、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1678.html" target="_blank" title="先日も書いた">先日も書いた</a>「連続勤務は36時間まで」という規則を遵守するためにも使えそうです。

出勤日(自宅から病院に出勤して来た日)の曜日によって、制服の色を変えるわけです。

火曜日なのに月曜の色の白衣を着てる者がいたら、今日は早く帰れよ、と声をかけてやりましょう。

水曜日なのに月曜の色だと、完全に規則違反。すぐに帰宅させましょう。

1週間ほど病院に泊まり込むと、制服は同じ色に戻りますが、そこに至るまでに、誰かが止めましょう。