いつも揺れてます

余震の回数があまりに多くて、もはや今、揺れているのかいないのか、区別がつきにくくなってきました。

ちょうど船から下りたばかりのように、いつも自分がなんとなく揺れているような、そんな感じです。

震度1以上の地震は、4/14:40回、4/15:112回、4/16:202回、4/17 (21時まで):124回だそうです。

余震は今日になって少し、弱くなってきた印象がありますが、そんなことは、まったくアテにはなりません。

今夜「本震」が更新される可能性だって、あるわけですから。

震度6レベルの地震を、この3日間で数回、身をもって経験しました。震度4や5は数十回に及びます。

大きな揺れの前には、まず、地鳴りのような音が、1,2秒間ほど聞こえます。寝ていても目が覚めます。

と思ったら、ティンパニの上で寝ていたかと思うぐらい、激しく打ち鳴らされるように、からだが弾けます。

まずいっ!と思った次の瞬間、今度は強烈な力で、思いっきり左右に揺さぶられます。もう、何もできません。

前半のティンパニの強さによって、だいたいの震度がわかるようになって来ましたが、6は別格です。

横揺れ開始直後に、緊急地震速報のアラームが鳴りますが、よけいなお世話です。もうわかってますから。

直下型地震なので、速報はまったく間に合わないのです。アラーム音がうるさいだけです。

建物の倒壊等による直接被害もさることながら、とにかく困っているのは、ライフラインのダメージですね。

当院でも断水が続いています。トイレを流すのも、容易ではありません。

いまだに停電している地域もあります。断水+停電だと、診療はかなり厳しくなるでしょう。

新幹線も九州自動車道も、復旧のメドが立ちません。

物流が滞り、スーパーは多くが閉店しています。コンビニは開店していても、商品がありません。

クリックひとつで何でも買える時代なのに、いま熊本では、何ひとつ手に入りません。まずは、水が欲しい。