気象庁は、今回の地震を「平成28年熊本地震」と命名しました。
死傷者が出ており、熊本城も悲惨な姿になっています。おまけに余震が多い。今日も揺れっぱなしです。
休診日だったので、早朝からバタバタすることはありませんでしたが、余震の中、片付けに追われました。
朝からクリニックに行ってみると、棚から落ちたファイルや置物などが床に散乱し、一部は破損していました。
2階の揺れがひどかったようで、院長室は、落下物が床に積み重なって、ドアが開かない状態でした。
セコムが、地震と同時刻の異常(侵入)を警告していました。おそらく落下物に反応したのでしょう。
本棚の上に置いていた電波時計が、床に落下して9時26分で止まっていました。電池がはずれたようです。
決定的瞬間で止まった時計なんて、まるで映画に出てきそうですが、電池を入れたらすぐ動き出しました。
院長室のMacの外付けHDDが、横倒しになっていました。本震と余震で、激しく揺さぶられたはずです。
Macは通常通り起動しましたが、HDDからは異音が聞こえ、怪しんでいるうちに、認識できなくなりました。
いつのまにか、水道も出なくなりました。おそらく、水道管の破損に伴う水圧低下と考えられます。
水道局に電話して確認しようにも、何度かけても話し中。30分ぐらいして、やっとつながりました。
だんだん水圧が下がり、高い場所から断水してます。詳細は、水道局のホームページを見て下さい、とのこと。
当然、電話する前から、水道局のサイトは見ようとしてますよ。でも、アクセスが集中して見られないのです。
しばらくしてやっと、水道局の「緊急情報」のページにたどりつくことができました。
ところが、夕方見たのに、断水情報の最終更新は午前2時30分ですよ。断水影響戸数は1,908戸だとあります。
テレビのニュースでは、8万5千戸以上が断水していると報じているのに、水道局の情報は古すぎでしょう。
と思っていたら夜になって、「システムのトラブルにより情報の更新がしにくい状況となっております」だと。
「今後は熊本市のホームページにて情報公開を行ってまいりますので、こちらをご確認ください」とあります。
その「こちら」をクリックすると、熊本市ホームページにとびました。
その中の「断水情報」という部分を見ると、「断水について(上下水道局ホームページ)」というリンクあり。
あー、イヤな予感。おそるおそるクリック。出た!、水道局のページ。こうして私は今、堂々巡りしています。