毎年3月の第2木曜日は「世界腎臓デー」。慢性腎臓病(CKD)の早期発見と治療について、啓発する日です。
成人8人に1人ともいわれる「CKD (Chronic Kidney Disease)」は、新たな国民病と位置づけられています。
「Chronic」は「慢性」の意味で、「Kidney」は「腎臓」、なので「CKD」で「慢性腎臓病」。
腎臓病は、自然に治らないことが問題。CKDと診断されたら、とにかく悪化させない工夫が必要です。
塩分を控え、食事のバランスを改善し、適度な運動して、血圧や血糖値も適正に保ち、ストレスも避けて・・・
まあ要するに、体にイイコト全部やれと、そういう管理法になります。
世界腎臓デーのイメージキャラクターは「そらまめくん」です。腎臓がそらまめに似た形だからです。
熊本市では、独自ののCKDイメージキャラクターを作っています。「ジンくん」と「ゾウちゃん」です。
いずれもそらまめの形ですが、「ゾウちゃん」が元気そうなのに比べて、「じんくん」は元気無く病的です。
そんな病的なキャラまで作らなきゃいいのに、って思います。いったい誰が考えるんでしょうね。
ドイツ車のBMWは、フロントに「キドニーグリル」という、豚鼻に似た意匠をあしらっています。
エンジンルームへの吸気口であるなら、「ノーズグリル」でも良いのですが、なぜかキドニーなのです。
かつては、縦長のそらまめ型だったのですが、最近のモデルでは、どんどん横長になってきています。
もはや、腎臓に似ているかどうかは関係なく、「キドニーグリル」なのです。
それにしても、なぜBMWは腎臓型のグリルを採用したのでしょうね。そのもともとの理由がわかりません。