新国立競技場問題。また新たな火種が見えてきましたね。昨年からの経緯を振り返ってみると、こうです。
「費用かかりすぎ」→「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1382.html" title="白紙に戻します">白紙に戻します</a>」→「A案に決定しました」→「あ、聖火台忘れた」(←いまココ)
誰ですか、その忘れんぼさんは。責任者出てこい!、ですよ。出てこないでしょうけど。
「どうして誰も気づかなかったの?」と疑問に感じますが、そんな人ばかりではなかったはずです。つまり、
(1)ホントに気づかなかった(←アホ)
(2)なんか変だとは思っていた(←惜しいがアホ)
(3)気づいていたが、なんとかなるのだろうと思っていた(←ひと任せ)
(4)他の部署が対処すべき問題だと考えていた(←無責任)
「日本スポーツ振興センター(JSC)という少し頭のおかしな連中が、聖火台を忘れた設計図を作った」
と言い放つ<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1388.html" target="_blank" title="森元首相">森元首相</a>の態度は典型的な責任転嫁ですが、森氏個人としては、おそらく(1)でしょうね。
一方でJSCは、「組織委の要望の中に、聖火台を競技場内に置くという話はなかった」と(4)の態度です。
いま責任をなすり合っている関係者は、(3)か(4)というよりむしろ、(1)や(2)の方が多いかも。
でもって、私はと言えば、恥ずかしながら(1)なのです。マスコミだって(1)か(2)じゃないの?
今回の問題は、関係者を批判すると、それがブーメランのように返ってくるというジレンマがあります。
日本中のみんなが、聖火台のこと、忘れていたのです。