クレジットカードって、不要なものはドシドシ解約したいところですが、どういうわけか、増える一方です。
とくに最近怖いのは、支払が自動的に「リボ払い」になるカードが増えていることでしょう。
加入時に、特別に指定しなければ、リボ払いが基本設定になるような契約が多いです。
そのような契約だと、商品購入時に一括支払いと言っても、ダメです。自動的にリボ払いです。
少額で月々返済する形なので、返済期間はいくらでも長引き、利息の負担ばかりが続くというトラップです。
最近加入した、東宝シネマイレージにも、加入時に「リボ宣言」をするかどうか、決断を迫られました。
この宣言をしておくと、利用分がすべて自動で「リボ」になるというわけです。これによって、
(1)リボ払いのメリット:買いすぎたときでも、毎月の支払金額は一定なので安心
(2)リボ宣言のメリット:買い物の後からリボ払いに変更する必要が無い
というわけですが、裏を返せば、
(1)リボ払いのデメリット:買い物をするたびに借金をすることになり、金利の負担を強いられる
(2)リボ宣言のデメリット:一括払いの積もりで買い物をしても、自動的にリボ払い(借金)になる
カード加入時のデフォルト(標準設定)が、「リボ払い」になるカードには、悪意を感じます。
これではまるで、新手のサラ金です。「リボ」などという軽いノリに、騙されてはいけません。
ま、クレジット払い自体が、すでに借金なんでしょうけどね。