安全保障関連法が、ついに成立しました。賛否ありますが、誰も戦争をしたくはない気持ちは、同じです。
議論はまだ、尽くされていないとしても、近年まれに見るほど、世論は盛り上がりました。
良くも悪くも、安倍首相のリーダーシップが発揮されたわけです。さて支持率はどうなることやら。
その安倍首相が「吐血」したと、少し前に週刊文春がスクープしましたが、ガセだったようです、たぶん。
首相本人が、「血は吐いていません」「血を吐く思いで頑張っています」と、うまく切り返したとか。
それにしても、最近の安倍首相の硬い表情を見ていると、どうしても心配になります。
法案可決で、単純にストレスが和らぐとは思えません。持病がぶり返さないことを祈るばかりです。
「吐血」というのは、食道や胃などの「消化器」から出血したやや黒い血液を、口から吐きもどすことです。
一方で、気管支や肺などの「呼吸器」からの真っ赤な血液を、咳込みながら出すことを「喀血」といいます。
ついでに言うなら、大腸などからの出血が肛門から出るのが「下血」です。
また下血されましたと、昭和天皇の病状の詳細がいちいち報じられていた、昭和末期のあの頃を思い出します。
安倍首相の体調はどうなんでしょう。本当に頑張ってもらわなければならないのは、これからなのですが。