庭の芝生を一新

以前住んでいた家の庭は、綺麗な芝生に覆われていましたが、手入れが行き届かず、枯らしてしまいました。

同じ轍を踏まないように、今の家の庭の芝生は、水やりや芝刈りや草取りなど、気をつけて管理してきました。

芝刈りがおっくうにならないように、電動芝刈り機も購入しました。

芝生を活性化するために、「ローンスパイク」でエアレーションしたり、肥料もまきました。

が、それも最初の1,2年。スパイクを使ったのはトータル2,3回。電動の芝刈りさえ、おっくうになりました。

当初は庭一面を覆っていた芝生も、ほぼ消失。緑色に見えるのは雑草だけという惨状。

心を入れ替えて庭を再生しようと、近所の造園店に行くと、眩しいほど美しい芝生が目に入ってきました。

雑草1本もなく、びっしりと均一に敷き詰められた芝生が、日に照らされて青青と輝いています。

「あのようによく管理された芝生って、美しいですね」と私がいうと、店員の意外な返事「人工芝ですよ」。

驚いて近づいて見ましたが、至近距離からでも、天然芝に見えます。最近の人工芝は、かなり精巧です。

けっこうな長さの、柔らかい緑色の芝の葉がフサフサして、その根元には枯れた芝までが再現してあります。

昔バルコニーに敷いていた、30cm四方で1枚100円弱の、裸足で歩くと痛い人工芝とは大違い。

といういきさつがあって、このたび、庭一面に人工芝を張りました。緑一色になりました。

もうこれで、芝刈りも草取りも不要です。庭の手入れや土いじりが好きな人には、邪道なんでしょうかね。