新聞の下の方に、新刊本や雑誌の広告が出てますが、昨日は雑誌「BRUTUS」の広告が、目を引きました。
「珍奇植物」の4文字。BRUTUS最新号の特集が。なにそれ。恥ずかしながら、初耳でした。
その字面から、怪奇生物のような、何かおどろおどろしいものを想像してしまいました。
「チンキ」という読みにも、ヨードチンキとかタムシチンキを連想させる、変なイメージがあります。
「珍奇」を辞書で引けば、めずらしく奇妙なこと、と。珍奇=珍+奇、そのまんまじゃないですか。
「珍」は、元は宝の意味らしいですが、やがて異様なもの、という意味も加わったようです。
「奇」は、元は片寄るという意味でしたが、やがてあやしい、という意味などが加わります。
つまり珍奇植物とは、珍しいだけでなく異様で、しかも怪しい植物なのでしょう。
そんなことはともかく、さっそくBRUTUSを購入。いやそれも待ちきれず、ネット検索です。
まあ、面白い植物たちですね、珍奇植物。はまる人もいることが、うなずけます。
その詳細について、珍奇植物シロウトの私が、知った風なことを書いてもしょうがないので、書きません。
植物に限らず、動物でも鉱物でも、文学でも芸術でも、世の中には珍奇なモノが、たくさんあります。
でもそのうち、手元に置けて、逃げ出さず、しかも育てる楽しみがあるのが、植物なんでしょうね。
リビングの、当たり障りのない観葉植物よりも、バルコニーに珍奇植物を置く方が、面白味はありそうです。
少しだけ、はまってみます。明日は、買い出しです。