自転車通勤路の探求

自転車の交通規則遵守が厳しく求められるようになり、自転車通勤の私にとっては面倒な日々です。

見通しの良い交差点。通行車両なし。歩行者もいない。でも信号は赤。止まって待ちますか?

自動車なら必ず従う信号も、自転車なら自己判断で無視してたのですが、それも難しくなりました。

誰かがどこかで見ているかもしれません。信号無視する大人の姿を、少なくとも青少年には見せたくない。

私が愚直に赤信号を待っていると、後ろから高校生たちの自転車が、どんどん追い越していきます。

しかも彼ら彼女らの耳にはイヤホン、下手すると手にはスマホ!

自転車通行可の歩道というのも考えもの。自転車が、歩道を走らなければならない雰囲気になるからです。

その歩道が、右側にしかない道路があります。歩道の右側走行は認められているので、そっちを走ります。

ところがやがて道が狭まり、その歩道が消滅したりします。自転車はいきなり、違法右側走行となるのです。

車道が2車線に分かれ、左車線が左折専用レーンに変わる道。自転車では直進ができないことになります。

このように、自転車にとってきわめて不利な走行ポイント(またはトラップ)が、至る所に待ち受けています。

より安全に(取締りを回避するという意味でも)走るためには、どうすべきか。突き詰めたらこうなります。

(1)信号機のある交差点は通らない

(2)歩道の無い道を走る

ついこの前までは、幹線道路をスイスイ走って通勤していた私ですが、今では細い裏道ばかりを走っています。