台風が通り過ぎました。熊本をかすめる台風はときどき来ましたが、今回の15号は、まさに直撃でした。
休診日なのに、風雨があまりにも激しいので、心配で(興奮して?)いつもよりも早く起床したぐらいです。
一般の職場では、今朝の皆さんの話題は「いやあ、風がすごかったね」などと、台風一色だったことでしょう。
「よその屋根瓦が飛んできて窓に当たりそうになったよ」「ウチは犬小屋が飛んでった」「ウチは浸水した」
こういった場合、より被害の大きかった人、より怖い目に遭った者が、その場の話題をさらうことになります。
ちょっとした「被害自慢」です。まあ、本当に重大な被害に遭った場合には、自慢にもなりませんが。
こういった、ネガティブなことを言う場合も、自慢と言えるのでしょうか。辞書を引いてみると「自慢」とは、
「自分で、自分に関係の深い物事を褒めて、他人に誇ること」(大辞泉)
「自分のことや自分に関係のあることを他人に誇ること」(大辞林)
「(略)自分のこと、自分の持ち物、自分が所属するものなどの良さを他に対して得意げに示すこと」(<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1400.html" target="_blank" title="日国">日国</a>)
「被害自慢」はつまり、めったに遭遇できない貴重な体験をしたことを誇示する、ということなのでしょう。
まあこのようなことを書いておれるのも、わが家に大きな損害が無かったからです。これは幸いなことです。
前に住んでいた家では、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-257.html" target="_blank" title="ガレージの屋根">ガレージの屋根</a>を吹き飛ばされたこともあり、台風直撃はいつも恐怖です。