隔日で確実か

薬の「隔日投与」については<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1197.html" target="_blank" title="前にも">前にも</a>書きましたが、「1日おき」の解釈自体が問題となることがあります。

「1日おき=2日に1回」だと私は思うのですが、ときどき、「1日おき=毎日」と考える方もいるからです。

そんな解釈はおかしい、と決めつけるわけにもいかないようです。

「2日おき」ならどうでしょう。3日に1回でしょうか。2日に1回でしょうか。ちょっと微妙です。

「7日おき」ではどうでしょう。8日に1回でしょうか、7日に1回でしょうか。

「1週間おき」となると、8日に1回よりは、7日に1回の方を支持したくなります。

「何日おき」の意味が、間に挟む日数を表すことは、間違いありません。

しかし、両端を「日」としてカウントするか、「瞬間」と考えるかで、両者の間隔の解釈が異なるようです。

「バスは1時間おきに発車します」などという場合は、「1時間おき=毎時間」と解釈する方が自然です。

この場合は両端を「時間」としてカウントせず、「瞬間」としてとらえていることになります。

「1日おき=2日に1回」と解釈する一方で、「1週間おき=1週間に1回」では、整合性がとれません。

薬の服用など重要な事柄においては、「1日おき」は使わず、「2日に1回」と言った方がよさそうです。

たとえ「隔日投与」という言葉を用いたとしても、「隔日」の意味が確実に伝わるかどうかは疑問です。