医者モノのTVドラマは、昔と違って、手術シーンなどにそこそこリアリティーがあります。
おそらくそれは、専門用語をあえてそのまま飛び交わせ、ドラマがテンポ良く展開するからでしょう。
その意味でのリアリティーを私が感じたのは、「ER緊急救命室」が最初だったかもしれません。
専門用語の意味は解説しませんので、想像で補いながら見てください、ということなのです。
だからたまに、専門用語を説明するような口調のセリフが出てくると、リアリティーぶち壊しです。
実際の医療現場で、そのようなわざとらしい会話などありません。用語はテロップで解説すればいいのです。
「DOCTORS2」も「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1127.html" target="_blank" title="Doctor-X">Doctor-X</a>」も「医龍」も、主人公はスーパー外科医です。
そんなヤツはおらん、という人物ばかりですが、まあそれがドラマだからしょうがない。
ツッコミどころ満載でも、面白ければヨシとしましょう。
「Dr.倫太郎」は、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-788.html" target="_blank" title="堺雅人">堺雅人</a>主演なので期待して見ましたが、どうも私の趣味ではありませんでした。
「医師たちの恋愛事情」は、外科医が主人公らしいですが、タイトルがもうダメです。
「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-978.html" target="_blank" title="総合診療医ドクターG">総合診療医ドクターG</a>」は、ドラマじゃないのに、ドラマのように展開するところが面白いですね。
手術という見せ場のある外科医とは異なり、内科医の診察過程は地道ですが、興味深く見せてくれます。
メスを手にした真剣勝負が手術なら、病因を追い求める診察は頭脳戦。
外科医がアクションドラマの主人公なら、内科医は推理ドラマの名探偵というわけです。