ガンジー牛乳を求めて

朝晩食べている自家製ヨーグルトの原料は、いつも「阿蘇小国ジャージー4.5牛乳」です。不満はありません。

不満はないけど変化がほしい。人間の欲望にはキリがありません。となると次は「ガンジー牛乳」でしょう。

ガンジー牛とジャージー牛の原産地は、ともに英国海峡の、それぞれガンジー島とジャージー島です。

Googleマップで見るとこれらの島々は、フランス寄りに位置しています。ていうかほぼ、フランス沿岸。

なのにフランス領ではなく、かといって英国領でもない。英王室の直轄地だそうです。何それ?

島を領有していたフランスのノルマンディー公が、後にイングランド王になった、というのが経緯らしい。

脇道にそれてしまいました。ガンジー牛乳を求めて、久住まで車でドライブした話をするのでした。

昨日は晴天。ミルクロードを快走すると、野焼き後の「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1263.html" target="_blank" title="黒阿蘇">黒阿蘇</a>」はすでに、新緑に覆われていました。

遠くには中岳からの噴煙が立ち上り、東にたなびいていました。草を食む、たくさんの赤牛も見かけました。

ドライブが快適すぎて、ミルクロードから阿蘇スカイライン方向に曲がり損ねましたが、かまわず直進です。

話はすぐ脇道にそれるくせに、運転は頑固一徹。何があろうと後戻りはせず、ひたすら前に進みます。

その直進路には、マゼノミステリーロードという名前が付いていました。いつか自転車で来てみたい道です。

曲がり損ねたために、だいぶ大回りになりましたが、小国から東に曲がって、黒川温泉経由で久住に到着。

雄大な景色で、阿蘇とはまた趣の異なる久住高原に、目的地・ガンジーファームがありました。

ガンジー牛乳は1本(900ml)1,080円(税込み)と、なかなかのお値段。常用にするのは無理。

わずかに黄色味を帯びていて、濃厚な味をイメージしますが、とてもまろやかでコクがある。美味です。

もちろんヨーグルト(自家製)は、得も言われぬ上品さとなめらかさを併せ持つ、絶品に仕上がりました。