4月17日は「なすび記念日」だと、今朝の「金曜言葉塾」で言ってました。
417だから「よいなす」という、こじつけ。これだけだと、あまりにも苦しいところ。
それに加えて旧暦の4月17日は、茄子が好物だった、徳川家康(1543ー1616)の命日だそうです。へえ。
家康と同じ1616年に亡くなった人物なら知っています。シェイクスピア(1564ー1616)です。
中学1年の時、英語の先生が教えてくれました。「人殺しいろいろ」と覚えるのだと。なるほど。
「なすび記念日」ですぐに連想するのは「サラダ記念日」ということになります。俵万智の歌集の名前です。
その代表作ともいえる短歌が、「『この味がいいね』と君が言ったから○月○日はサラダ記念日」
甘酸っぱくほほえましい、恋人どうしの様子を詠んだものです。さて、何月何日だったでしょうか。
「普通のなんでもない日こそ記念日」との思いから、7月6日にしたらしいですね。だから覚えにくい。
甘酸っぱい思い出を含んだ、青春の善き日々のことを「サラダデイズ」といいます。
生野菜の若々しさや青臭さが、青春の未熟さにも通じるからでしょう。
「サラダデイズ」の出典は、シェイクスピアの「アントニーとクレオパトラ」だそうです。
クレオパトラが、自分の判断力が青臭かったことを述懐するシーンで、 “My salad days” と言うらしい。
奇遇にも、またシェイクスピアです。どうやら彼の時代の英国は、サラダブームだったようです。
で、彼の生年ー没年は、1564ー1616。人殺しいろいろ。もう覚えましたね。