立花隆氏が以前、クローズアップ現代で、「書くことがいちばん役に立つ」と言っていました。
まことにおこがましいことですが、私も最近、同じことを感じています。
私の場合、学術論文はまるで書いていないのに、しょうもない文章だと、わりと筆が進みます。
しかし、このようなブログを書くためにも、それなりの準備と、わずかばかりの努力はしているのです。
(1)調査:常にアンテナを張り、周囲を観察し、世の中の動きに気を配る。つまりネタ探し。
(2)勉強:面白そうなことには食いつき、研究する。でもつまらなければ、すぐに放り出す。
(3)考察:文章という形にしていく過程で、自分の考えをまとめていく。いちばん大事な作業です。
(4)推敲:全体のリズムを整え、誤字脱字などを辞書でチェックする。それでも間違う。
本と比べて、ブログが圧倒的に勝っている点があるとすれば、「閲覧性」だと思います。
(1)誰でも無料で、読みたいときに読むことができる(パソコンかスマホが必要だけど)
(2)最新の投稿も、古い文章も、分け隔てなく読むことができ、自由に検索ができる
(3)リンクを張ることで、文章どうしを関連づけ、別の投稿へと誘導できる
毎日書き続けている当ブログは、今日で連続更新3年、1095日連続の投稿となりました。
特に目標もなく、ただ毎日、何かを書いているだけです。しかしこうなりゃ、続けられるだけ続けます。
この積み重ねがはたして「雨だれ石を穿つ」か、「塵も積もれば(ゴミの)山となる」だけか。