航空機事故の続報と、大塚家具の株主総会で、報道番組から目が離せない一日でした。
ジャーマンウイングス機の事故は、「副操縦士が故意に墜落させた」という、衝撃的な展開です。
でも本当にそうなんでしょうか。副操縦士が何もしゃべっていないことが、どうしてもひっかかります。
(1)自殺なら
自責の念なり、自暴自棄な発言なり、詫びなり、遺言なり、最後に何か叫ばないでしょうか。
それに、他にもっと穏便な自殺法はいくらでもあるはず。多数の乗客を巻き込むなど、どうしても疑問です。
(2)テロなら
最後の瞬間に、自分が信じる宗教や国家や団体に対する、何がしかの発言がありそうなものです。
(3)精神疾患なら
かつて日航機を逆噴射して墜落させた機長のような、意味不明な発言があるはず。
(4)恨みなら
航空会社か、乗客の誰かか、または世の中に対して、恨みつらみをぶちまけなければ意味がありません。
以上から、私は、
(5)急病
という可能性を、どうしても払拭できません。
急に意識を失って倒れ込み、その手で降下ボタンを押し続けてしまう。とても不運な事故だった可能性です。
何も証拠は無いのに、「故意に墜落させた」などと断じて報道されているのが、少し怖いです。