「義理」チョコをもらった男性は、1カ月後には、女性にお返しをしなければならないシステムです。
「人情」に厚い私は、昨日、丹精込めて作った自家製ヨーグルトを、女性スタッフにお届けししました。
バレンタインのチョコは、手作りのものが最上位。なので自家製ヨーグルトなら、最高のお返しでしょう。
昔は「マシュマロデー」と言ってたような気もするのですが、いまは「ホワイトデー」が一般的です。
菓子業界としては、キャンペーン対象品目をマシュマロ以外にも拡大したかったのでしょう。
マシュマロのスペルを調べたら「marsh mallow」でした。植物の「ウスベニタチアオイ」の意味だとか。
「marsh」は沼地、「mallow」はアオイ科の植物を指すらしく、マシュマロは「沼地のアオイ」ということ。
米国では昔、この花からとった粘液で菓子を作っていたそうです。それが、マシュマロの原型になったと。
しかしこれを調べる前は、「mashed marrow」ではなかろうかと、私は勝手に予想していました。
「すりつぶした骨髄」という意味になりますか。「豚骨(とんこつ)」を連想したりもします。
その豚骨が、どうマシュマロに結び付くのか、その詳細を知りたくて辞書を引いたのですが、違いました。
それにしても、どうしてチョコのお返しがマシュマロなのか。誰がマシュマロデーと言い始めたのか。
諸説ありますが、そのひとつが、銘菓「鶴乃子」を作っていた博多の和菓子屋「石村萬盛堂」説です。
マシュマロ生地で餡をくるんだ鶴乃子の、売上げを伸ばそうと考えたのが、マシュマロデーだったと。
さらに、幅広くバレンタインデーのお返し文化を創ろうと、あえて「ホワイトデー」という名称に変えたと。
石村萬盛堂のサイトに、そう書いてあります。話半分に聞いといてください。