他人が書いた、くどい文章が嫌いです。もっとスッキリ書けば良いのにと、読んでてイライラします。
でも私自身は、くどい文章を好んで書きます。もっとネッチリ書きたいぐらい。そこは性格と同じ。
狙ってネッチリ書いた文章と、推敲が足りずにスッキリしていない文章とは、まったく別モノなのです。
私がいちばん嫌いなのは、そして自分が書くときに避けたいのは、同じ言葉や表現を繰り返すことです。
<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-223.html" target="_blank" title="以前">以前</a>も、推敲について書いたことがありますが、今日は具体例を挙げてみます。
「第1に・・・。第2に・・・。第3に・・・」という羅列。これが許されるのは、科学論文や実用書だけ。
「第1に・・・。それから・・・が2番目で、最後が・・・」と書けば、抑揚が出て読みやすくなります。
あえて羅列したいとき、私は(1)とか(2)とかの番号を振って箇条書きしています。
「・・・でしょうね。・・・でしょうね。・・・でしょうね。」と同じ語尾が続くのもイヤ。吐きそう。
「・・・でしょうね。・・・かもしれません。・・・もあるかも。」と、ひとつひとつ表現を変えたいです。
ここからは、自分のことを棚に上げて書きますが、世の中には、読みにくいブログが多いです。
発想はいいんだけど論理展開がわかりにくい、主義主張には賛同するけど文章がまったく練れてない、とか。
でもその反対に、うっとりするような文章にも、ときどき出遭います。
整然とした論理展開、贅肉ゼロ、でも随所に遊びあり、流れるように読める。そんなブログが私の目標です。