先日は電子カルテのシステムが事故ってしまい、いまここで告りますが、私はかなりパニクりましたね。
ハブがサボったせいで、サーバーがきょどったんでしょうか。あの時ばかりは、Macをディスりましたよ。
というのはフィクション。拙い創作文です。しかも意味不明。
文化庁の「国語に関する世論調査」が問題にしていた10個の言葉から、いくつか使って書いてみただけの話。
「愚痴る・事故る・告る・きょどる・サボる・パニクる・タクる・ディスる・チンする・お茶する」
このうち、8個しか使いきれませんでした(タイトル込み)。ていうか、書いてて気分が悪くなってきた。
名詞や名詞の一部の語尾に、「る」や「する」を付けて動詞として用いる言葉が、増殖しているそうです。
とくに嫌いなのは「ディスる」ですね。何か誰かを全否定するような、救いの無いイヤな表現です。
否定を意味する接頭辞「dis」に由来するのでしょうが、それ単独では、どうもピンとこない言葉です。
「きょどる」にしても、「挙動不審」のうちの肝心の「不審」の部分を省いてしまって、どうしますか。
ちょうどこれは、「キモい」が「気持ちいい」ではなく「気持ち悪い」の意味であるのと、似ています。
構造的に納得できない造語は、あまり定着してほしくないですね(と愚痴る)。