お正月にふさわしい、景気の良い話と言えば、小笠原諸島の西之島がどんどん拡大していることでしょう。
一昨年11月の海底火山噴火以来、元の面積の10倍になっているとのこと。
これはすなわち、領土・領海・排他的経済水域が広がっているってことです。景気のいい話じゃないですか。
このまま西之島がどんどん拡大したら、どうなるでしょう。その拡大する方向によって、状況が異なります。
(1)北に拡大した場合
やがて本州、房総半島付近にぶち当たります。西之島は「西之半島」という、やたらに長い半島になります。
(2)東に拡大した場合
東に5000キロ拡大すれば、カリフォルニアあたりに到達します。米国まで歩いて行けます(体力があれば)。
もちろん島は、ひとつの方向に伸びるだけではありません。全方向に面積が拡大していくはず。
約1年で面積が10倍になったというのなら、あと10年で100倍になるのでしょうか。
いやいや、1年で10倍なら、次の1年でまた10倍、その次の1年でさらに10倍になると考えるべきでしょう。
今の面積が2.3平方キロなので、あと8年もしないうちに、西之島が太平洋全体を埋め尽くす計算です。
もちろん日本列島とも結合して、ユーラシア大陸よりも大きな陸地、言うなれば「日本大陸」を形成します。
もう沖ノ鳥島のことで、中国や韓国にとやかく言われることはなくなりますね。これは痛快。