メールを受信すると、その情報が即座に、Macの画面の右上隅に表示されます。
このような「プッシュ通知」機能は、iPhoneにもあります。たぶんWindowsにもあるのでしょう。
その日のスケジュールや、知人の誕生日なども、指定したタイミングで通知されます。
これらの情報はクラウド(iCloud)で管理され、すべての端末で通知される仕組みです。
さて元日のこと。Macを開くと、誕生日の通知が私を待ち受けていました。ところがこれが、1人じゃない。
ズラズラっと大勢の、覚えのある名前が並びます。その表示が消えると、また別の人たちが誕生日との通知。
まあ、元日生まれの知人の、多いこと多いこと。揃いも揃ってこの人たちは、誕生日が1月1日だったとは。
んなわけ、ないでしょう。何かが間違ってますね、明らかに。
「カレンダー」アプリを開くと、1月1日にはなんと、549人分の誕生日が登録されていました。
詳しく見ると、その生年月日は、1998、2000、2003、2005、2006年のいずれかの1月1日なのです。
この誕生日情報の大元は「アドレスブック」です。それがクラウド経由で、カレンダーに転送された模様。
私の推測はこうです。
アドレスブックの電話番号情報の多くは、以前の携帯電話(ガラケー)からiPhoneに受け継いだものです。
ケータイの電話帳に誕生日の情報はないので、iPhoneに転送したときに、誕生日欄は空欄になるべきでした。
ところが実際には、空欄ではなく1月1日として登録してしまったのではないかと。
1998、2000、2003、2005、2006年というのはちょうど、これまでに5台のケータイを購入した年です。
誕生日情報のないアドレスには、そのケータイの購入年の1月1日を割り当てたと考えると、ピッタリです。
そういうわけで、私の知人の多くは、何台目のケータイの時に登録した人物かが、すぐにわかります。