混入されたES細胞

「STAP細胞」に振り回された1年でした。

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STAP細胞としていたものはES細胞であったと、理化学研究所の調査委員会が、昨日発表しました。

科学的分析によるこの結論は、ほぼ間違いないでしょう。となると最大の疑問は、ES細胞混入の経緯です。

まず、ES細胞の混入は、故意なのか偶然(事故)なのか。故意と考えると、2つの疑問が生じます。

誰がES細胞の混入を実行したのか。

(1)小保方氏(単独または共同)

(2)小保方氏以外

誰がES細胞の混入を知っていたのか。

(A)小保方氏(単独または共同)

(B)小保方氏以外

ここは(1ーA)と考えるのが自然ですが、しかし本当にそうなのか。(1ーB)の可能性はないのでしょうか。

誰かが小保方氏にES細胞を渡し、しかしそれを小保方氏はES細胞だとは知らずに、実験に用いた場合です。

その場合、小保方氏自身は、自分がSTAP細胞を新発見したと勘違いしてしまいます。

自分の目で発見した事実なので、それを早く発表するためなら、論文を捏造してもかまわない、となります。

誰に何を言われようと、絶対に確信があるので、「STAP細胞はあります」、となります。

ところが検証実験は、うまくいくはずがありません。もうだれも、ES細胞を混入してくれないからです。

決してオボちゃんを擁護するわけではありませんが、そんな可能性もあり得るなと、思った次第。

ただ、誰がES細胞を混入したとしても、追試で再現が不可能とわかっている捏造を、なぜしたんでしょうね。