スマホがちょうどパソコンと同じ道ようなをたどっていると、最近よく言われますが、まさにそう思います。
事実上最初のスマホを発売したのはAppleですが、ジョブズの死去後から勢いが陰り始め、今はそこそこ。
遅れて登場したAndroidスマホは、複数メーカーがこぞって製造し、シェアはiPhoneを大きく凌駕してます。
しかし主要メーカーのサムスンは、ここにきて安価で高品質な中国勢に喰われつつあり大不調です。
結局、OSを握るGoogleの一人勝ちですが、独自路線を貫くAppleは、比較的堅調に推移しています。
事実上最初のパソコンを発売したのはAppleですが、紆余曲折の末、ジョブズ復帰後に復調し今に至ります。
遅れて登場したWindows PCは、複数メーカーがこぞって製造し、シェアはMacをはるかに凌駕しています。
しかし主要メーカーだったIBMは、安価な中国勢や自国製品に喰われ、すでにパソコン事業を売却しました。
結局、OSを握るMicrosoftの一人勝ちでしたが、独自路線を貫くAppleは、そこそこ堅調に推移しています。
いまMicrosoftも傾きかけています。スマホやタブレットの台頭によって、パソコン需要が減ったためです。
さらに次に登場しつつあるウエラブルデバイスは、スマホさえも駆逐するかもしれません。
一定の支持層をもつAppleですが、今後も独自路線を維持するしか、生き残る道はないと思います。
Apple製品の魅力を突き詰めれば、先進的で独創的なOSと、シンプルでコスト度外視のデザインだからです。
OSをライセンス提供したり、デザインで手を抜いたら、Appleの未来はないでしょう。