厚労省の患者調査

何の因果かこのたび当院は、全国で無作為に抽出された、厚労省の「患者調査」対象施設に選ばれました。

ある特定の1日の診療内容を、詳細に報告することになったのです。その1日というのが、今日でした。

患者調査は3年ごとに行われており、一般診療所は約6,000施設が調査対象となりました。

当院は、全国10万の一般診療所を代表する、6,000のサンプルの中に選ばれたわけです。

調査内容は、患者さんの生年月日や病名などの情報です。少々めんどくさいアンケートみたいなものです。

しかし考えてみると、提出する情報はすべて、毎月の診療報酬請求の際のレセプトに含まれるものばかり。

提出済のレセプト情報の一部を、機械的(電子的)に抽出して流用すれば事足りる話です。

なのにお役所は、欲しい情報をわれわれに再提出させるのです。これこそ縦割り行政の弊害でしょう。

おまけに言わせてもらえば、調査票の提出方法は以下のいずれかで行うのですが、これにも問題アリです。

(1)紙の調査票:患者1人につき1枚の調査票を、手書きで書いて郵送

(2)電子調査票:Excelファイルに調査内容を入力し、CD-Rに保存して郵送

申し訳ないですけど、私はExcelなんて持ってませんよ。表計算はApple純正の無料アプリを使っています。

そのMacのアプリでWindowsのExcelファイルを開くと、あちこちズレて、ラチがあきません。

何度も言いますけど、万人がExcel使っていると思ったら大間違いですよ、お役所の方々。

公的な提出書類を<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-878.html" target="_blank" title="Excelフォーマット">Excelフォーマット</a>にするのって、もうやめてくれませんか。