新型のiPhone 6/6 Plusについて、ジョブズならこんなデザインにはしなかった、という意見があります。
いまだに「ジョブズなら」と言うのもどうかと思いますが、たしかに次の2点は、その通りだと思います。
(1)iPhone 6 Plusがやたら大きい
2週間使ってもまだ慣れません。でも私には不都合ではなく、むしろ便利。字が大きくて読みやすいのです。
薄くて角が丸いので、ジャケットの内ポケットに入れやすく、かさばらない。財布にさえすっぽり入ります。
(2)背面カメラが本体から突出している
本体があまりにも薄いので、カメラ部分だけとび出しているのが、ひどく目立ちます。実に残念な仕上がり。
デザインよりも撮影性能を重視した結果でしょう。私としては、カメラをヤスリで削り落としたい気分です。
機能や性能を多少犠牲にしてでも、完璧なデザインを求めていたのが、奇才ジョブズでした。
一方でクックCEOは、デザインも性能もどちらも大事、というバランス感覚を持っている常識人です。
巨大企業Appleが今後もシェアを維持し拡大していくためには、丸くなることも必要なのでしょうか。
でも私は、Appleにはデザイン至上主義を貫いて、いつまでも尖った存在であって欲しいと願っています。
iPhone 6 Plusはまだしも、来年発売予定のApple Watchに私自身が納得できるのか、それが心配です。