iPhoneと中国人

「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1074.html" target="_blank" title="iPhone 6">iPhone 6</a>」は昨日、世界に先駆けて日本で最初に、発売が開始されました。

て書くと仰々しいですが、時差の関係で、日本での発売が他の国よりも先行したというオチです。

日付的には世界同時発売です。とは言っても、9月19日に発売できたのは、一部の国に限定されていました。

米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、オーストラリア、シンガポール、香港、それに日本です。

一方で中国や韓国は、初回発売国には選ばれていません。9月26日の第2次発売国からも漏れたとのこと。

その理由について、ここで書くと長くなるので割愛です。

さて、相も変わらず、発売を待つ行列が報じられていましたが、今年は少々異様な雰囲気だったようです。

全国のアップルストア前に、大勢の中国人(またはその代理を努める日本人)が並んでいたからです。

初回発売国になれなかった中国では、富裕層などの高い需要を背景に、iPhone人気が過熱しているそうです。

そこで、中国でも使用可能な「SIMロックフリー」版のiPhone 6を、日本で大量購入しようというわけです。

新発売と同時にSIMロックフリー版がアップルストアで発売されるのは、今回が初めてのことでした。

中国では「日本代購」を謳う転売業者のサイトが作られ、かなりのプレミアがついているとのこと。

日本だけでなく世界各地のアップルストアに、中国人が大挙して押し寄せて、騒動が起きたようですね。

アップルストア心斎橋では、売り切れ後に中国人客が店内で暴れ、こう言ったそうです。曰く、

「中国から来たのに、商品がないとはどういうことだ」

なかなか中国人らしい論理です。日本人の常識で推し量ることができません。

スコットランド

北海道と同じぐらいの面積と人口だそうですね、スコットランドって。

そのスコットランド独立の賛否を問う住民投票が行われ、反対票が過半数に達して、独立は否決されました。

独立反対が決まった理由はさまざま言われていますが、ここで受け売りの解説をしてもつまりません。

興味深く思ったのは、投票前には接戦と報じられていたのに、蓋を開けてみると意外に差が開いたことです。

投票前は独立派の熱気が強く、実力以上に賛成が優勢に見えていただけ、なのかもしれません。

独立しなくて良かったと思えることで、私が思いつくのは<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-583.html" target="_blank" title="スコッチウイスキー">スコッチウイスキー</a>です。

関税の問題から、もしも独立すれば価格が上がるだろうと言われていたからです。まずは、ひと安心。

日本で初めてウイスキーの製造を行ったのは、「ウイスキーの父」と呼ばれる、竹鶴政孝氏です。

ウイスキー作りの準備のため、竹鶴氏はスコットランドに渡り、グラスゴー大学で学び、現地の女性と結婚。

帰国後、「寿屋(現サントリー)」の鳥井信治郎社長に招かれて、日本初のウイスキー製造を手がけました。

のちに寿屋を離れ、北海道で「ニッカウヰスキー」を創業します。

という、ウイスキー好きなら誰もが知ってる話がありますが、次の「NHK朝の連ドラ」で描かれるようです。

このタイミングでスコットランドネタを繰り出すなど、さすがにNHK。用意周到です。

もう何年も朝の連ドラは見てませんでしたが、こんどのは録画して見ることにしようかな。9月29日から。

習慣と快感

いつも飲んでいるブロッコリーのスムージーは、元々は健康のために続けているのものです。

しかしもはや、その本来の目的のためでなく、続けるところに快感を感じています。

美味しくて飲んでいるわけじゃありません。ていうかマズい。青臭い。庭の草取りするときのニオイです。

だけどどういうわけか、飲むと心地よいのです。たぶん、変な脳内ホルモンが出てるんでしょうね。

こういう風に、本来苦しいはずのことでも、我慢して続けるうちに、悪くない気分になることがありますね。

最近マイブームのサイクリングもそうかも。一般的にスポーツには、そういう部分はないでしょうか。

ダイエットも、順調に体重が減り始めると、さらに体重を減らすことが快感になっていきます。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-413.html" target="_blank" title="かつて">かつて</a>4カ月で16キロの減量に成功したときも、苦行と感じたのは最初の1週間だけでした。

あの時の気持ちを思いだして、先月末からダイエットに踏み切ったのですが、どうも効果が出ません。

最初のうちはしばらく苦しまなければ、その後の快感モードに入ることができないのでしょうね。

というわけで、しばらく苦しんでみます。

トリミング

サイクリング中に、たびたび自転車を止めて、iPhoneで写真撮影をします。

石碑だとか路傍の面白いものも写しますが、やはりメインの被写体は、目の前に広がる素晴らしい景色です。

自分が見て感動したままを、うまく写真に残したいのですが、これがなかなか難しい。ジャマが入ります。

それは、風景写真を台無しにする、人工物です。ゴミ、自動車、電柱、電線などが、映り込んできます。

これを避けるために、撮影位置やアングルを工夫するのも、まあ楽しくないこともない。

大きく引き延ばして印刷したいほどの風景だったら、画像の修正作業をすることになるでしょう。

あまり細かいことはしませんが、余計な部分をトリミングするだけでも、すごくスッキリします。

周辺のゴチャゴチャを取り除いて、見たい部分だけが見えるようにする。それがトリミングの妙ですね。

しかしトリミングによっては、事実とは異なる表現を作り上げることができるので、悪用してはなりません。

また朝日新聞の話で恐縮ですが、「吉田調書」では、目的にかなうように調書のトリミングが行われました。

調書から恣意的に一部だけを取り出すことによって、都合の良い趣旨に仕立て上げたわけです。

一から捏造しているわけではないだけに、罪悪感が少ないのでしょうね。そこがいちばん、問題です。

最高の自分になる

自己啓発本のサブタイトルみたいですが、私の言葉ではありません。

Appleのティム・クックCEOが、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1074.html" target="_blank" title="iPhone 6">iPhone 6</a>の発表後のインタビュー番組で、次のように語ったそうです。

「私は、ジョブズのようになろうとしたことは一度もない」

「私は、私がなりうる最高のティム・クックになろうと努めている」

ジョブズならこうしたとか、ジョブズならそんなことはしなかったとか、比較され続けてきたクック氏です。

そのクック氏の言いたいことを突き詰めれば、次の2点でしょう。

(1)私はジョブズではない

(2)ジョブズが私を選んだ

選ばれたからには自分のやり方でやると、温和な外見のクック氏からようやく、力強い言葉が聞かれました。

大画面スマホやスマートウオッチなど、一見他社の後追いに見えますが、そうではありません。

完璧な準備と最適なタイミングで最高の製品を出して、一気に市場を席巻するのがクック氏の作戦なのです。

Apple信者のいいところ(悪いところ)は、Appleの打ち出す戦略のすべてを、良い方に解釈する点です。

朝日新聞の体質

「イデオロギーが先にあり、それに合わせる記事を書く」

朝日新聞のこのような体質は、以前からうすうすわかってはいましたが、最近は目に余ります。

(1)福島原発事故の、政府事故調査委員会ヒアリング記録における、いわゆる「吉田調書」記事

朝日の木村社長が言うには、記者が「思い込み」で書いた上に、チェック機能が働かなかったとのこと。

つまり朝日の記者は「東電職員たちは逃げたはずだ」と思い込み、その趣旨に沿って記事を書いたわけです。

なぜそのように思い込んだのか。それは、東電をおとしめたいと、常日頃から考えていたからでしょう。

その結果、日本人の評価まで下がってしまいました。それが朝日の目的だったかどうかは、知りません。

(2)従軍慰安婦関連記事のうち、済州島で慰安婦を強制連行したとする、いわゆる「吉田証言」記事

証言が疑わしいことは朝日自身も把握していましたが、32年もの間、訂正を行いませんでした。

今回吉田証言は取り消したものの、逆に慰安婦問題については語気を強める始末です。反省がない。

目的のためなら捏造も辞さないことで言えば、「サンゴ捏造事件」が代表例でしょうか。

そしてこのたび「任天堂社長インタビュー捏造事件」という、低レベルなエピソードも加わりました。

あれだけ小保方コピペ論文を糾弾した新聞が、ネットから情報を集めて記事を作るとはこれいかに、です。

ムーアの法則

偶然にも最近、記録メディアの容量拡大のニュースが相次いだので、その話。興味がある人だけに。

(1)ハードディスク(HDD)

先月Seagateが容量8TBの3.5″ HDDを発表したと思ったら、先週はライバルのHGSTが10TBを発表です。

従来の技術では、HDDの容量を左右する磁気密度は、理論的限界(超常磁性限界)に近づいていました。

そこで、隣接する記録トラックを、屋根瓦のように一部重ねて密度を高めたそうです。なんのこっちゃ。

さらに、HDD内をヘリウムガスで満たし、気流を安定化させて容量を上げたとか。まあよく考えますな。

(2)光ディスク

三菱化学メディアが発表した光ディスクは、1枚1〜2TBの記録が可能になると、今日報じられてました。

記録層を平面ではなく立体的に使用して、記録密度を上げるという、ホログラフィック技術を使うものです。

10年以上前に聞いたことがある、懐かしい方式ですが、あれって地道に研究開発が続いていたんですね。

2TBあったら、“<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-456.html" target="_blank" title="24 – TWENTY FOUR -">24 – TWENTY FOUR -</a>” 全8シーズンの全話(1話44分)が、楽勝で1枚に入りますが。

(3)メモリーカード

サンディスクが先週発表したSDカードの容量は、世界最大の512GB。価格は799.99ドル。

記録できる写真は10万枚以上。一般人が撮影する写真の、何年分でしょうね。

もちろん静止画じゃなくて動画、しかも4Kの記録を考慮した規格なんでしょうけど。

昔、悩んだ末に<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-62.html" target="_blank" title="最初に買ったHDD">最初に買ったHDD</a>の容量は10MBでした。それが26年で100万倍。

最初に買った<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1063.html" target="_blank" title="USBメモリ">USBメモリ</a>の容量は、128MBでした。それが12年で4千倍。

「メモリの集積度は1.5年ごとに2倍になる」という「ムーアの法則」を、現実は完全に追い越してますね。

スタバ

スターバックスが、全国で唯一店舗の無かった鳥取県に、ついに出店するとのこと。

「スタバはないが、日本一のスナバ(砂場)はある」「大トリを、鳥取にとっておきました」

鳥取県知事とスタバのCEOの間で交わされたとかいう、ダジャレの応酬。なかなかいいじゃないですか。

こうなったら、鳥取砂丘の真ん中に出店して欲しいものです。「スタバ in スナバ」ですよ。

わが家の近所にもスタバがあり、自転車でそばを通る時に店内を眺めますが、立ち寄ることはありません。

だって、いまから自転車で阿蘇に登ろうかと家を出発して1分後に、スタバに入ることもないでしょう。

あるいは数時間のサイクリングを終えて、汗ダラダラの状態で、自宅目前にしてスタバに寄るのもオカシイ。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1032.html" target="_blank" title="iPhoneを自転車に装着">iPhoneを自転車に装着</a>してサイクリングしているので、スタバ前の交差点ではWi-Fi電波が入ってきます。

山に向かえば、電波状態が寂しくなります。Wi-Fiなんて頼もしい電波に出会うのは、そこが最終地点です。

ちなみにその交差点に接しているのは、「スタバ」「マクドナルド」「ソフトバンク」「耳鼻科」の4つ。

耳鼻科以外はみな、電波を発信してそうです。耳鼻科からも出ているかもしれません。

Mac利用者が多いことでも知られるスタバですが、私はまだ、Macを持ち込んだことがありません。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-242.html" target="_blank" title="スタバでブログ執筆">スタバでブログ執筆</a>などと考えてみたこともありますが、多分、はかどらないでしょうね。

これでも色々と調べ物をしながら書いていますが、とくに言葉については、ネット情報だけだと不安です。

分厚い辞書の頁をめくりながら<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-159.html" target="_blank" title="つらつら眺める">つらつら眺める</a>のが、昔から好きなのです。これはスタバでは無理。

iPhone6予約

本日16時から予約受付が始まった「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1072.html" target="_blank" title="iPhone 6">iPhone 6</a>」ですが、私も悩んだ末に、予約しました。

もちろん2機種のどちらにしようかと悩んだわけですが、結局、デカい方の「iPhone 6 Plus」にしました。

でも、私はもともと、Galaxyなどの大きなスマホよりも、iPhoneの控えめなサイズが好きだったのです。

「iPhone 4」は、ジョブズがこだわった、片手で楽に操作できるサイズでした。

「iPhone 5」は、ジョブズ後を象徴するサイズアップでしたが、それでも横幅は変えませんでした。

とは言え、片手操作ができるかどうかは、私にとって重要ではありません。それよりも、見た目です。

だって、大きなスマホって、なんかダサいでしょう。Galaxy Note 3なんて何ですか。ひどく不細工。

と、思ってたんですけどね。Appleが方針転換しちゃったものだから、私も追随して方針転換です。

よく考えたら、スマホは大きい方が絶対便利ですよね。デザインが良ければ、ダサくもないはず。

そうなると、毒を食らわば皿まで、です。というわけで、大きい方のiPhone 6 Plusを予約したのでした。

なにしろ、あのGalaxy Note 3よりも大きいのです。堂々たるファブレットの範疇なのです。

耳に当てて通話している姿だけは、他人に見られたくない気がしますが、慣れますかね。

国民医療費の膨張

日本の国民医療費が膨張していると、叫ばれて続けています。よくいわれる原因は2つ。

(1)高齢化の進展

(2)医療の高度化

高齢であるほど医療コストがかかります。そしてどのような対策を進めても、高齢者の数は減らせません。

人々がより高水準な医療・健康・生活レベルを求めれば、その分医療費が増えます。これも減らしにくい。

高齢者が増えれば医療費が増え、医療が高度化すればますます寿命が伸びるという、スパイラルです。

寿命を伸ばせ、医療を進歩させろ、しかし医療費は抑制せよ、などどいうのは無茶な話です。

国民医療費の対GDP比がOECD平均よりも高いといいますが、まだ米国や仏・独・カナダよりは低いのです。

つまり、世界一高齢化が進んでいる日本としては、医療費をよく抑えていると考えるべきです。

国民1人当たりの年間受診回数は、日本が突出しています。つまり、受診1回当たりの医療費が安いのです。

容易に医療機関を受診できることが、重大な疾病の早期発見・早期治療につながっているとも言えます。

医療費は結果であり、削減するものではないと思います。生産年齢人口を増やすのが、本筋でしょう。