自己啓発本のサブタイトルみたいですが、私の言葉ではありません。
Appleのティム・クックCEOが、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1074.html" target="_blank" title="iPhone 6">iPhone 6</a>の発表後のインタビュー番組で、次のように語ったそうです。
「私は、ジョブズのようになろうとしたことは一度もない」
「私は、私がなりうる最高のティム・クックになろうと努めている」
ジョブズならこうしたとか、ジョブズならそんなことはしなかったとか、比較され続けてきたクック氏です。
そのクック氏の言いたいことを突き詰めれば、次の2点でしょう。
(1)私はジョブズではない
(2)ジョブズが私を選んだ
選ばれたからには自分のやり方でやると、温和な外見のクック氏からようやく、力強い言葉が聞かれました。
大画面スマホやスマートウオッチなど、一見他社の後追いに見えますが、そうではありません。
完璧な準備と最適なタイミングで最高の製品を出して、一気に市場を席巻するのがクック氏の作戦なのです。
Apple信者のいいところ(悪いところ)は、Appleの打ち出す戦略のすべてを、良い方に解釈する点です。