クラウドの安全性

米国のセレブのプライベート写真が、Appleの「iCloud」から流出したと騒がれたのは、つい昨日のこと。

しかしその流出の原因はiCloudの問題ではなかったと、本日Appleが発表したので、私もホッとしました。

どうやら、セレブたちのパスワード管理に問題があって、アカウントが比較的簡単に乗っ取られたようです。

これを聞いて私も、とりあえずApple IDのパスワードを、ひどく長ったらしいものに変えました。

クラウドストレージは、保存容量がどんどん大きくなっているので、情報が流出したら被害も甚大です。

私がいま、いちばん利用しているクラウドストレージは「Dropbox」です。iCloudよりもずっと便利です。

はじめは無料プランで使っていましたが、去年の6月に、保存容量100GBの有料プランに<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-623.html" target="_blank" title="移行">移行</a>しました。

100GBプランの年間料金が、それまでの199ドルから99ドルに値下げされたので、オトク感が出たのです。

ところがです。先週突然、何の前触れも無く、価格据え置きのままで容量が10倍の1TBになりました。

悪い話ではないですが、いきなり10倍ってどうなの。これまでの価格体系に疑問を感じてしまいます。

ていうか、今までが高かったのです。ようやく、同業他社のストレージサービスと同程度になったわけです。

このようなサービスは、乗換えが比較的容易なので、利用者に逃げられたらひとたまりもありません。

しかし、料金の安さや使い易さもさることながら、クラウドサービスは安全性・確実性が何よりも重要です。

Appleの次期OS X「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-973.html" target="_blank" title="Yosemite">Yosemite</a>」とiOS8には、クラウドストレージ「iCloud Drive」が搭載される予定です。

その搭載機種の発表が来週予定されているこのタイミングでは、不安材料を払拭しておきたいものです。

今回Appleが、情報流出の原因究明を迅速に行って発表したのも、そういった背景があるのでしょう。