「デング熱」の国内感染者が、昨日70年ぶりに出たと思ったら、今日は2人増えて3人になりました。
3人とも、都内の同じ学校の学生。ダンスの練習をしていた代々木公園で、蚊に刺されたらしいですね。
東京のど真ん中で、熱帯性の伝染病が蔓延とは笑える。いや失礼、エボラ出血熱でなくてよかったです。
デング熱は、感染者を刺した蚊がウイルスを媒介します。なので、3人の感染の元になった人物がいたはず。
なにしろ、他国で感染して日本に帰国して発症する人が、毎年200名前後いるそうです。
世界中では毎年約1億人が発症しているそうで、熱帯地方ではありきたりの、致死率の低い病気なのです。
代々木公園は本日封鎖され、蚊の駆除が行われましたが、すでに感染した人が多数いる可能性があります。
明日以降、さらに多くの発症者が出るかもしれません。東京の方は、しばらく要注意です。
突然高熱が出て、からだ中がひどく痛み、数日後に発疹が出て、やがて治る、といった経過をとるそうです。
デング熱 “dengue fever” は “dandy fever” ともいい、“dengue” と “dandy” は類縁語のようです。
関節痛と筋肉痛で全身がこわばり、歩く姿が「ダンディー」のように気取って見えるのが病名の由来とか。
ていうか、最近あまり使いませんけどね、ダンディーって言葉。もしかして、ダンディー坂野以来かも。