自分に似合うかどうかは別にして、以前からなんとなく思っていました。帽子が欲しいと。
この2,3年でしょうか、友人知人がオシャレな帽子をかぶっているのを見かけるようになりました。
それで自分も欲しくなったのです。ブランドで言えば「ボルサリーノ」。名前だけは昔から知っていました。
「ボルサリーノ」という映画を中学生のころ見て以来、ギャングのかぶる帽子の名前だと思っていました。
映画の主演は、アラン・ドロンとジャン・ポール・ベルモンドなのですが、この2人がじつにカッコイイ。
当時有名だったのは、アラン・ドロンですが、魅力的なのはむしろ、ベルモンドの方でした。
最近、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1033.html" target="_blank" title="自転車用ヘルメット">自転車用ヘルメット</a>をかぶるようになり、それで帽子をかぶるのに抵抗がなくなったのも事実です。
そこで昨日、街の帽子屋さんに行ってみました。帽子店などに入るのは、生まれて初めてです。
奥の方にずらっとボルサリーノが並んでいたので、グルッと見回すと、目が合ったのです、その帽子と。
「新作でまだ店頭に出したばかり」「すごくお似合いです」というセールストークにも背中を押されました。
ノリの良い店員さんに、帽子のかぶり方、とくにつば(ブリムというらしい)の角度を尋ねてみると、
水平にかぶれば「フォーマル」、前を上げれば「カジュアル」、前を下げると「クール」です、と。
なるほど。ついでに、斜めにかぶれば「ギャング」または「麻生太郎」。
というわけで、私もついに「ハットデビュー」しました。街で私とすれ違ったら、ハッとすると思います。