長崎皿うどん

今日のサッカーも残念でした。決定力に欠けましたね。再三上がったクロスに、どうしても合わない。

で、意気消沈して夕食は、近所のリンガーハットです。久しぶりです。

リンガーハットのメインメニューと言えば、「長崎ちゃんぽん」と「長崎皿うどん」のツートップ。

サイドから上がってくるのが、「ぎょうざ」と「チャーハン」。

「皿うどん派」の私に対して、家人は「ちゃんぽん派」。トップの起用法はいつも同じです。

皿うどんの美味しさのポイントは、その麺のカリッとした部分とシンナリした部分の混在にあります。

硬い麺をバリバリと噛み砕くときの歯茎に刺さりそうな食感に、香ばしさとわずかな甘みがマッチします。

そうかと思いきや、次はトロッとした野菜あんと軟らか麺を口にして、食感と味の落差に驚きます。

「硬軟取り混ぜて」という言葉の由来は、長崎皿うどんだと言われています。ウソです。

高校生の頃、学校の近くに「春来軒」という中華料理店があって、土曜日の昼にはよく立ち寄っていました。

この店のウリが「バリそば」でした。皿うどんに似ていますが、麺は太く、全体にシンナリしていました。

やけど間違いなしの熱さと、圧倒的なボリュームでしたが、若いパワーでガツガツ食べていましたね。

三十数年ぶりに思い出して、ネット検索してみると、まだ店はあるようです。

ていうか、「バリそば」っていう食べ物は、山口県限定のローカルメニューなんですね。それに驚いた。

Amazonのスマホ

Amazonが昨日(日本時間だと今日)、独自のスマホ「Fire Phone」を発表しました。

iPhone以外のスマホには興味のなかった私ですが、このFire Phoneには、画期的なものを感じます。

フェイストラッキングなどのカメラ機能とか、3Dディスプレイの出来も良いようです。

デザインはスッキリしてるけど、Appleみたいなこだわり無し。こういうところは、Amazonらしい。

私がすごいと思ったのは「Firefly」という機能です。目の前のモノを、何でも認識してしまいます。

カメラやマイクでとらえた画像や音を、Amazonの商品データベースと瞬時に照合する仕組みのようです。

たしかに世の中のあらゆるモノについて、最大のデータベースをもっているのは、Amazonかもしれません。

スマホ側面の専用ボタンを押すと、Fireflyが1秒で起動し、即スキャン。

本やCDなどを認識すると、ただちに同じものをAmazonで購入することもできます。う〜ん、便利。

家電や日用品などを買うときは、店舗で現物をスキャンしてAmazon価格と比較できます。こりゃ使える。

テレビから流れてきた音楽を認識して、即座にその曲をダウンロード購入することもできちゃう。

もちろん何も買わなくても、そのモノや音楽などの情報を、瞬時に簡単に入手できるところがまず未来的。

しかし、最終的にAmazonで商品を買わせる、という目的を忘れていないところがAmazonのすごさですね。

医薬品情報と広告

医薬品等の広告は、「医薬品等適正広告基準」によって、厳しく規制されています。

虚偽の内容や、不正確な表現、誇大広告等を防ぐための規則であり、その目的は安全のためです。

しかし、たとえ正確な情報であっても専門性の高いものは、一般消費者への広告が制限されています。

一般人に専門情報を提供しても、どうせ正しい判断ができないだろう、という浅はかな考えによるものです。

製薬会社等のウェブサイトを訪れると、「あなたは医療関係者ですか」という質問が冒頭に出てきます。

「はい」を選んだ人だけが、その先の専門的情報や広告を閲覧することができる作りにしてあります。

ネットで医薬品広告を掲載するためには「医療関係者のみが閲覧可能」な体制をとる必要があるからです。

ただし、本当に医療関係者かどうかを確認するすべはありません。あくまで自己申告によるものです。

ともかく、医療関係者のみが閲覧できるようにしてある、という、その建前が大事なのです。

実際に医師向けの広告を見てみると、とても詳細で重要な情報が掲載されています。

これを一般人が閲覧して有害になるとは、とても思えません。むしろ有益です。

玉石混淆のネット情報が溢れるこの時代に、医薬品メーカーオリジナルの情報に触れるのは大事なことです。

それが純然たる情報ではなく、広告だとしても、それを閲覧する自由は尊重すべきでしょう。

その情報を元に一般の方(患者さんなど)が判断するのをサポートするのが、医師の役割です。

バッテリー診断

最近、iPhone5sの<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-777.html" target="_blank" title="バッテリー">バッテリー</a>消耗がとても激しいです。それほど使っているつもりはないのに、です。

メールやFacebookはほとんどMacだし、通話もブラウザの使用も多くはありません。ゲームもしません。

そこで、バッテリーに不具合がないかどうか調べるため、Appleが提供している「iOS診断」を行いました。

じつはこれを実行するのは、今回が初めてなのです。なので今日は、苦労話になります。

Appleのサイトから「サポート」>「お問い合わせ」>「こちらからスタート」>「iPhone」と進みます。

途中で「お問い合わせ」を選択するところに、どうしても違和感がありますが、思い切って先に進みます。

その後も、とまどう山場をいくつか乗り越えると、ようやくメールアドレス入力画面に到達します。

Appleから「iOS診断」という件名のメールが届きます。「簡易テスト」を選択するように書いてあります。

ところが次の画面には、「簡易テスト」と「詳細テスト」の、2つのボタンが表示されているのです。

「簡易テスト」を選択しろと言いながら「詳細テスト」ボタンも用意してあるのは、どういう了見か。

好奇心に勝てず「詳細テスト」ボタンを押してみましたが、却下されました。じゃあボタンを表示するなよ。

気を取り直して「簡易テスト」を実行。すぐに終了。驚いたことに、テストの結果がわかりません。

そのかわり、修理方法を選択する画面が表示されました。やや、もしかして修理が必要なのか、まずいね。

さっそくAppleサポートに電話すると、私の「iOS診断」結果を調べてくれましたが、問題なし、とのこと。

ちなみに、iOS診断の結果をユーザー自身で知る方法は、無いそうです。なんじゃそりゃ。

待機児童

「待機児童ゼロ」を掲げてきた横浜市でしたが、2年連続ゼロは達成できなかったと、先日報じられました。

しかしこれは、けっして悲観すべきことではありません。

保育所の定員を増やしたのに申込者がそれを上回ったのであり、需要を掘り起こしたことに他なりません。

市外から、保育を求めて横浜市に転入してきた子育て世代がいたことも、注目すべきポイントです。

「対策を充実すると潜在需要が出てくる悩み」などと報じられましたが、むしろ嬉しい悲鳴と言うべきです。

今年は福岡市や京都市や千葉市が、待機児童ゼロを達成したとのこと。

これらの都市でもおそらく、来年は周囲からの転入によって子どもが増えることでしょう。

つまり、いち早く対策を打ち出した自治体だけが、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-970.html" target="_blank" title="少子化">少子化</a>に歯止めをかけることができるわけです。

翻って熊本市では、乳幼児人口は昨年より少し減ったのに、待機児童数はむしろ増えてしまいました。

有効な保育対策がなされていないばかりか、何か施策に問題があるのではないかと疑いたくなります。

おりしも幸山政史市長は今月、次期市長選への4選不出馬の意向を表明しました。

次の市長には何よりも、少子化対策に力を入れてもらいたいものです。

サッカーと蹴鞠

ザックJAPAN勝利の話題を書きたかったですが、残念。初戦は逆転負けしてしまいました。次に期待です。

敗因についての分析(の受け売り)を書くことは避けます。

最近の話題と言えば「サッカー中国起源説」でしょうか。各国の反発とともに報じられています。

「サッカーの起源は、中国<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-579.html" target="_blank" title="春秋時代">春秋時代</a>の斉の国で行われていた蹴鞠(けまり)である」という説ですね。

どこまで我田引水な国か、と思っていましたが、この件ではFIFA会長が中国に認定書を送ったとか。

つまり、「中国起源説」にお墨付きを与えてしまったわけです。その狙いはともかくとして。

人類のうち、だれが最初にモノを蹴るゲームを思いついたかなど、究明のしようもないでしょう。

人は、そこに何か転がっていたら、つい蹴りたくなるものです。モノを蹴るのは、遊びの基本です。

やがて何人かが競い合って蹴るようになり、ゴールを作り、ルールを定め、ゲームになったのでしょう。

小学生の低学年の頃、学校からの帰り道ではたいてい、道ばたの石ころを蹴りながら歩いたものです。

同じ石を、自宅までずっと蹴り続けられるかどうかが、その日の最重要課題でした。

もしも蹴りそこなって石が水田に落ちたら、ためらうことなく水田に入り、石を探します。

しかしそこで、石よりも先にカブトエビを見つけたりします。

そうなるともう、石ころのことは忘れてカブトエビの捕獲作業にいそしむのでした、夕暮れまで。

要指導医薬品

改正薬事法が12日に施行され、「要指導医薬品」なるカテゴリーの薬が、新たに決められました。

一般医薬品(大衆薬)のうち、薬局での対面販売はOKだけど、ネットでは販売できない薬です。

「処方薬から大衆薬に変わったばかりで、副作用などリスクが確かでない薬」など20品目が選ばれました。

これによって、医薬品の入手経路は3段階に分けられることになります。

(1)医療用医薬品(処方薬):医師の処方が必要

(2)一般用医薬品(要指導医薬品):薬剤師の指導(対面販売)が必要

(3)一般用医薬品(上記以外):条件を満たした業者からのネット購入可能

しかし、要指導医薬品に「医師の処方は必要ないが、薬剤師の対面指導が必要」とする根拠って何なのか。

「大衆薬に変わったばかりでリスクが確かでない薬」という意味がわかりません。

処方薬として十分な知見がある薬を、よく検討した上で、大衆薬にスイッチしたのではなかったのですか。

だいたい、(1)が約1万8千品目、(3)が約1万品目なのに対して、(2)はたったの20品目。

なんか意味あるんですか、って言いたくなるほどの、スキマみたいなカテゴリーです。

国と各業界(医師、薬剤師、通販業者)の駆け引きの末に、落としどころとして作ったようにも思えます。

今後、処方薬を大衆薬にどんどんスイッチしていくための、緩衝帯みたいなカテゴリーなのでしょうね。

感染性胃腸炎

急な嘔吐や下痢を発症する「急性胃腸炎」のうち、感染力の強いものを「感染性胃腸炎」と呼んでいます。

感染性胃腸炎は、学校保健安全法施行規則により、感染のおそれがある間は出席停止と定められています。

なので、お子さんの胃腸炎症状が感染性胃腸炎によるものであれば、出席停止の扱いになります。

さて、目の前の胃腸炎の患者さんが感染性胃腸炎であることを、私は次のような基準で判断しています。

(1)便検査によって、ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスなどが検出された場合(直接証拠)。

(2)保育園・幼稚園・学校や家庭・職場など、患者さんの周囲で、胃腸炎の流行がある場合(状況証拠)。

では、これ以外は感染性ではないかというと、そうではありません。

出席停止に関わる疾患なので、さまざまな状況や事情を考慮して診断しなければなりません。

定期試験等への影響があり、出席停止という診断書がほしい患者さんの場合、たいてい感染性と診断します。

逆に、なるべく早く登園させたいという希望がある患者さんでは、証拠が無ければ感染性とは診断しません。

このように感染性胃腸炎の範囲は広く、しかもアバウトなのです。

そもそも、風邪に伴う下痢などの胃腸炎症状も、感染性といえば感染性です。風邪だって感染症ですから。

自転車通勤再開

もう半年以上、自転車通勤をひかえていました。昨年11月の<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-764.html" target="_blank" title="転倒事故">転倒事故</a>がトラウマになっていたのです。

自転車はガレージの片隅に、ずっと放置したまま。まさに放置自転車。

このままでは一生自転車に乗らなくなるのではないかと心配になり、先日から自転車通勤を再開しました。

バッテリーが自然放電していなかチェックしてみると、驚いたことに、半年経ってもまだ残量があります。

おそるおそる乗ってみると、ちゃんと走ります。ブレーキや変速機の作動もOK。電動アシストもOK。

錆びかけていたチェーンには潤滑油を噴霧し、念のため自転車店で点検も受けました。問題なしです。

問題があるとすれば、私の足腰や腕の筋肉が、格段に衰えていることでした。

自転車通勤のモチベーションを上げるために、ちょっと本格的な「メッセンジャーバッグ」を買いました。

片側の肩にのみ背負うリュックのような、自転車乗りの定番バッグです。

バッグをぐるっと前側に回せるので、立ち止まったときにすぐ、中味を取り出せます。

この機会に、新しいバッテリーも購入しました。

パナソニック製では最大容量の17.6Ahのもので、通常の使用なら80km以上の距離を走れます。

自宅からだと、阿蘇大観峰までの往復ツーリングも楽々です。体力的にはともかくとして。

梅雨入りしてもあまり雨が降らないので、このところ自転車通勤の日が多いです。とても健康的です。

バッテリーに余裕があるので、安心して電動アシストは入れっぱなしです。そこは不健康。

ビルの高さ

本日開業した「虎ノ門ヒルズ」の、「高さ疑惑」が報じられています。「東京で2番目」の高さではないと。

そもそも、どこまでがビルの高さなのだろうという疑問は、以前から持ってました。考えられるのは2つ。

(1)何であれ最高点までの高さ

(2)ビル本体の主要部分の高さ

建築基準法(施行令)では、「屋上突出物は、当該建築物の高さに算入しない」と規定されています。

つまり法令では(2)が正しいわけです。しかし一般に超高層ビルでは(1)を公称値とするそうですね。

現時点で「東京で1番高い」ということになっている「ミッドタウン・タワー」は、高さ248mです。

虎ノ門ヒルズは(1)だと255.5mですが(2)だと247mなので、法的には東京で2番目というわけです。

朝日の記事によれば、都の担当者から(2)を247mにするように求められたとのこと。

「公共事業で東京一高い建物を建てると、世間の批判を受けかねない」という理由だそうです。

アホですか。そのような小手先の数字合わせをすれば、よけいに世間の批判を浴びることがわかりませんか。

かつて<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-209.html" target="_blank" title="東京都庁舎">東京都庁舎</a>が、日本一の高さであることで批判されたことが、トラウマとなっているのでしょうか。

「なんとしても、形の上だけでもいいから1番にはなるな」という、浅はかな考えが丸見えです。

どうせなら、「あべのハルカス」を抜いて日本一の高さにした方が、むしろ都民受けは良かったのでは?