長崎皿うどん

今日のサッカーも残念でした。決定力に欠けましたね。再三上がったクロスに、どうしても合わない。

で、意気消沈して夕食は、近所のリンガーハットです。久しぶりです。

リンガーハットのメインメニューと言えば、「長崎ちゃんぽん」と「長崎皿うどん」のツートップ。

サイドから上がってくるのが、「ぎょうざ」と「チャーハン」。

「皿うどん派」の私に対して、家人は「ちゃんぽん派」。トップの起用法はいつも同じです。

皿うどんの美味しさのポイントは、その麺のカリッとした部分とシンナリした部分の混在にあります。

硬い麺をバリバリと噛み砕くときの歯茎に刺さりそうな食感に、香ばしさとわずかな甘みがマッチします。

そうかと思いきや、次はトロッとした野菜あんと軟らか麺を口にして、食感と味の落差に驚きます。

「硬軟取り混ぜて」という言葉の由来は、長崎皿うどんだと言われています。ウソです。

高校生の頃、学校の近くに「春来軒」という中華料理店があって、土曜日の昼にはよく立ち寄っていました。

この店のウリが「バリそば」でした。皿うどんに似ていますが、麺は太く、全体にシンナリしていました。

やけど間違いなしの熱さと、圧倒的なボリュームでしたが、若いパワーでガツガツ食べていましたね。

三十数年ぶりに思い出して、ネット検索してみると、まだ店はあるようです。

ていうか、「バリそば」っていう食べ物は、山口県限定のローカルメニューなんですね。それに驚いた。