サッカーと蹴鞠

ザックJAPAN勝利の話題を書きたかったですが、残念。初戦は逆転負けしてしまいました。次に期待です。

敗因についての分析(の受け売り)を書くことは避けます。

最近の話題と言えば「サッカー中国起源説」でしょうか。各国の反発とともに報じられています。

「サッカーの起源は、中国<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-579.html" target="_blank" title="春秋時代">春秋時代</a>の斉の国で行われていた蹴鞠(けまり)である」という説ですね。

どこまで我田引水な国か、と思っていましたが、この件ではFIFA会長が中国に認定書を送ったとか。

つまり、「中国起源説」にお墨付きを与えてしまったわけです。その狙いはともかくとして。

人類のうち、だれが最初にモノを蹴るゲームを思いついたかなど、究明のしようもないでしょう。

人は、そこに何か転がっていたら、つい蹴りたくなるものです。モノを蹴るのは、遊びの基本です。

やがて何人かが競い合って蹴るようになり、ゴールを作り、ルールを定め、ゲームになったのでしょう。

小学生の低学年の頃、学校からの帰り道ではたいてい、道ばたの石ころを蹴りながら歩いたものです。

同じ石を、自宅までずっと蹴り続けられるかどうかが、その日の最重要課題でした。

もしも蹴りそこなって石が水田に落ちたら、ためらうことなく水田に入り、石を探します。

しかしそこで、石よりも先にカブトエビを見つけたりします。

そうなるともう、石ころのことは忘れてカブトエビの捕獲作業にいそしむのでした、夕暮れまで。