そろそろ蚊の季節。当院でも表玄関と裏口付近に、虫除けを設置しています。
昨年、勝手口用に「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-627.html" target="_blank" title="虫コナーズ">虫コナーズ</a>」を購入したのですが、玄関用にはより強力な虫除けを買いました。
「どこでもベープ未来150日間」というフマキラー社の製品です。「未来」の意味は、わかりません。
電池で作動するファンが内蔵されていて、薬剤カートリッジから有効成分を拡散する仕組みです。
新シーズン用に、取替え用の薬剤カートリッジを買おうと、Amazonで検索してみたところ、
「どこでもベープ未来150日取替え用1個入」税込価格998円(参考価格1,207円)。
「どこでもベープ未来150日セット」 税込価格973円(参考価格1,512円)。
なんと、カートリッジ単体よりもセット価格の方が安い。売れ筋商品の値引率を大きくしたためでしょうか。
当然私は、安い方のセットを買いましたが、明らかに省資源の精神には反します。
このやりかただと、使いみちのない本体(薬剤拡散装置)がどんどん溜まってしまいます。
それで思い出したのが、某大学に勤務していた頃の、学食での話。
日替わり定食の味噌汁の味が嫌いだったので、いつも食堂のおばちゃんに味噌汁を断っていたのです。
この場合の料金は、ご飯とおかずと漬け物の単品価格の合計になります。そしてそれが定食代より10円高い。
定食代から味噌汁代を差し引くのならわかりますが、逆に10円高くなることには納得がいきません。
ある先生が言うには「10円やるから味噌汁を飲めということでしょう」と。
なるほど、バランス良く栄養を摂らせるためのインセンティブということか。
あるいは、食堂の作業の流れを妨げる行為に対してのペナルティーなのかも。